【ひとくち漫画】「天井まで鏡の飲食店のお話し」

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とある飲食店に入って、ふと目についた鏡。


「タカさん、お店って店内を広くするためによく鏡を使うよね。奥行きがあるように見えるように」

「そうだね」

「…でも、あんな天井までの鏡だと拭くの大変だよね。従業員は」


2人で見上げた先には、座席から天井まである壁となっている鏡。光って拭き残しが目立っています。美味しい店なので残念と言いたいところですが、従業員の氣持ちも分かります。


足場が無いから届かない。面倒。腕が死ぬ(笑)


「でも、(大手飲食店チェーン店)は鏡が無い設計なのに、奥行きあるように見えるよね」

「デザイナーが工夫しているんだろうね」


鏡は見えてる世界でも見えない世界でも取り扱いがちょっと難しい。奥行きがあるように見せられているそのチェーン店は割とどこでも広く感じ、室内の圧迫感を感じず、地下でも良いエネルギーがあります。

デザイナーさん、某大手飲食業さん、天晴だ!


土地や物件だけでなく、空間は人の念も縦横無尽にある。お客様も従業員も心地が良い空間ということは、人も見えない存在も居心地が良く、集まってくる、ということなのだろう。


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