手を広げるごとに大切なものから遠ざかっている

足りない足りない…！と、外を探してしまうけれど、

「足りない」と思うほど、果たして自分自身を

熟知しているだろうか？

手を広げるごとに大切なものから遠ざかっていき、

迷宮入りしていく。

「もう自分の事は飽きる程見てきたし、うんざりするほど分かっている！」

神様は人間をそんな単純には作ってない。

飽きてる時点でとても浅いし、

うんざりしている時点で偏見の目で見ている。

どうしても分からなかったら自分の事を誰かに聞いてみても良い。

しかし、それもきっとあなたの一部しか知れないだろう。

「完璧」は目指してはいけない。

神様が作った人間（自分）を完全に知るには、

本当は人生が足りな過ぎるぐらいなのだから…。