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「暇」は自分がつくっている

私がまだアルバイトをしていた頃。

飲食のアルバイトをしていたのですが、飲食って凄く難しい商売でどちゃくそに忙しい時もあれば、とんでもなく暇な時もあり、まちまちです。


人の習性的に決まった時間に皆お腹が空くからなので、それをばらつかせるなんて無理な話しで…(笑)


だからいかにその忙しい時に効率的に、より多く回せるかにしか重点を置いておらず、暇な時はパートさんとかと適当にしていました。

すると、店長がこういうのです。


「馬鹿野郎!こういう暇な時こそ忙しそうにするんだよ!何となく外からでも分かるんだよ。忙しくしてたら客が来る!働け!」


そんなバカな…。と思いながらも店長がそういう言うのだから全員わざと忙しそうに掃除をしたり、補充を無駄にしたりして動き出しました。


すると…。

人が入ってくるのです。


今のこの掃除、中途半端で気持ち悪いけど…、
と、思いながらも、中断して接客。

にわかに活気が出るとまた人が入ってくる…。


アパレルもそうでした。

忙しそうに動き回ると人が入ってくるのです。わざとマネキンの衣装替えをしだしたりして、台がぐっちゃりしてる所に人が入ってくる。

それが呼び水になって最後まで忙しくなり、結局店内はしっちゃかめっちゃかになるけど、売り上げは立つ。


町を歩いていると、暇そうなところは本当に店員も暇そうにしていて、
忙しそうなところは店員がくるくる良く動いています。

当たり前に思いますが、そこがミソなのです。

エネルギーの観点から見ても人が活発に動けばエネルギーが高くなり、
同じようにエネルギーが高く、購買意欲がある楽しみたい、
だとか、何か素敵なのは無いかな?とアンテナを張ってる人を引き寄せる。


暇だな~。つまらないな~。

と思っていると冷やかしや面倒な案件しか来ない。
店舗でなくても同じです。


仕事の姿勢は透けて見えます。


ウェーブを起こしたいなら、
まず、自分一人から動き出す。


「暇」は自分がつくっている。

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