見出し画像

家庭で出来る宿題のハードルの減らし方①

 Twitterでも呟いた様に、リアルな知り合いもTwitterのタイムラインでも宿題に取り組むのに腰が重たすぎて時間が掛かったり、反抗的になったり、癇癪を起してしまうという話をチラホラ見聞きしたので、私が過去に取り組んできた「宿題のハードル」を減らす方法を紹介させて頂きたいと久しぶりにnoteを開きました。

 もちろんここで紹介する方法が必ずこれを読んでくれた方のお子さんに合うとは限りません。一つ試してダメだったらアレンジして頂いたり、違う方法に切り替えて頂くなど、各お子さんの特性や反応に合わせて貰いたい事を予めお願いしたいと思います。


何らかの理由でとにかく書く事を嫌がるお子さん

文字を書く・書き写すことに何かの理由があって抵抗があるお子さんが宿題を嫌がる場合が多くあります。その時は極力[書く]と言う行為を減らしてあげる事も一つの方法です。これは単に「書きたくないのであれば書かなくていい」訳ではなく、お子さんに「書く負担が減れば宿題なんてすぐ終わるじゃん」と思って貰う事と、書きたがらない何らかの理由が何なのかを見極めるのにも役になってくると考えています。

私がやってきた方法の一部がコチラです

  1. なぞるだけにする

  2. お家の人が書き写す

  3. 口頭試問

  4. シールを貼る

具体的に、どのようにやってきたのかを過去ツイを引用してご紹介していきますね。


1.なぞるだけにする

もちろん「行の下まで繰り返し書く」は省略させて頂いた上で…なぞるだけの取り組みです。始めは漢字の部分しかなぞってくれず、それでもヨシにしていました。徐々に学級の宿題ルールに則り平仮名部分もなぞったり、読み仮名を自主的に書き加えたりしていくようになりました。

2.お家の人が書き写す

この日幸いにも槍は降らなかったのですがw
右の息子の画像を拡大してもらうと分かる通り、取り組んでいる計算ドリルノートには事前に私が計算ドリルから式を書き写して、それを解くだけにハードルを下げてあります。

3.口頭試問

これは息子自信が嫌がったのでわが家では採択していないのですが。
・「30個の飴を5人で分ける時の式は?」と子どもに聞いて、子供の口から出てきた計算式をお母さんが書き子供は解くだけ
・「この漢字の読み方は?」と教材を見せて読んでもらいお家の人が答えたものを書込む

等、隣にいて貰うだけ/口頭で答えるだけ、のやり方も「宿題に臨んでいる」事に変わりはないのでアリだと思います。


4.シールを貼る

長期休みの日誌でも活用したのですが、事前問題を見て正答や似たような漢字をたくさん打ち込んでシール用紙で印刷しておき、課題を取り組む時に正解の漢字のシールをペタペタ貼っていく方法も試しました。もちろん、市販のタックシールに答えを手書きで用意するのも良いと思います。いま思ったのですが、計算の答えもシール式いいですよね。

この他、解答欄に事前に似た答えと正答を書いておいて「子供は正解だと思う方に〇を付けるだけ」のやり方も良いと思います。



繰り返しになりますが、上記の方法は書く事を嫌がるから書かせないのではなく書きたくない原因を突き止めていく手段だと思っています。

我が家の場合だと遠距離の書き写し(板書など)よりも、近距離の書き写し(写式など)が苦痛だと分かったのでそこを軽減してあげたらグッとハードルが下がりました。こういった宿題のアレンジを思いつく前の低学年の頃は、取り組むまで荒れて嫌がり、いざ始めたら1~2時間掛かるのは当たり前で親子で疲弊しきっていました。




学校の先生も基本的には「お母さんが良いと思うやり方でいいですよ」と任せて下さったのでお言葉に甘え「息子に合った学習の取り組み方探し」にご協力頂いて上に書いた以外にも様々な方法を試してきました。

もし担任の先生が「みんなと同じようにやらせないと」等と仰る旧タイプの先生でしたら、こう言ってみてください。

嫌がる原因探しがしたい、そしていずれ子どもが自分から「これに困っているから手伝って下さい」を言える様にしていきたいので協力をお願いします

と。


今回は書く事が嫌で宿題に取り組めない場合のお手伝いをまとめてみました。他にも試した方法がたくさんあるのですが過去ツイから探し出せないので別の記事でまとめていきたいと思います。


ここまで読んでくださりありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?