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つたえようさんの魂のひかり

ふと、父親のことを思い出しました。

金曜日の午後に連絡があって、翌朝息を引き取るまでのいろんなこと。

数十年ぶり、あるいは生まれて初めて触った父の手と足。

少しでも楽になってほしくて、

少しでもあったかくなってほしくて

母と兄と私で右手と左手と両足を温めた。

そんなことを思い出しました。

それと同じく、父が私に言った戒めの言葉も思い出しました。

「お前は言葉がきつすぎる。相手の気持ちを考えなさい」

わかりました、お父さん。

ごめんなさい。ありがとう。

これからもがんばります。


そんな戒めを胸に、つたえようさんの物語を書きます。


つたえようさんの話 1日目

10月12日に、初めてつたえようさんからお話を伺いました。

次から次へと沢山のことを話してくださいました。

つたえようさんは、大変な人生を歩まれています。

貧しい家で育ち、小、中学校は不登校気味。

中学を卒業後、ホストになる。以降、聞き取っただけで9回転職をされている。9回のうち、水商売や風俗などが4回。ホームレスの経験もある。

二十歳で結婚し、お子さんが一人。3年後に離婚。

その後、お付き合いした彼女の中にはリストカットをする人もいたり、セックスフレンドもいたとのこと。


NEXT  DIMENSION

私はNEXTDIMENSION(ネクディメ)という講座を2019年から受講しています。

有名企業のコンサルタントの小田真嘉さん、ネットビジネスで成功されている新田祐士さんがメイン講師を務めるセミナーで、

NEXT DIMENSION 「次の次元」という言葉には、

みんなで仕事、働き方、生き方の次元を上げていこう、という思いが込められています。


いつか、しっかりと自分の物語も書いていきたいと思っているのですが、2016年頃から、私の人生には予想外の出来事、どちらかと言えば、いや、かなりきつい不幸な出来事が次々と降りかかりました。

非常に苦しい毎日を過ごしていたのですが、

私は、「おかしい」と思っていました。

私は普通に良い人なのです。

自分で言うのもなんですが、落し物は拾って渡すし、電車の席も譲るし、悪いこともそんなにしない、どちらかというと善人、という部類に入る人なのです。

日頃の行いが悪いならまだしも、良い人の私に、

こんなに不幸が重なるのは、「おかしい!」と思っていました。

なんでだろう?なんでかな?

と思って、導いた答えは

「神様が、もっと飛躍しなさい、と私に命じているから」でした。

自分の人生をこのまま終わらせるのではなくて、

もっとすごいこと、

もっと高く飛ぶために、

神様は私を突き落としたんだろうな、と思いました。


人生を変えるために、もがいてもがいて、

結果、泥沼にはまって、もっと沈んでしまい、

どうしようもないときに、

NEXT DIMENSIONに出会いました。


最初はオンラインでの音声やメッセージを受け取って聞いていました。

本当に、どうしようもないくらい、自分の人生に行き詰まっていたので

もう一度、人生をやり直すつもりで、講師の小田さんが教えてくれたことを一つ一つ、素直に実践していきました。

もう、そうするしかなかったのです。

口にするご飯に感謝するとか、丁寧に生活するとか、丁寧に身近な人にかかわるとか。

それだけなのですが、少しずつ、自分が変わっていくような感覚がありました。

すると、見える景色、感じる心が変わっていって、心に温かさが戻ってくるような感覚がありました。

目の前の現実は変わっていません。苦しいままなのですが、

見えない部分でちょっとずつ、人生が変わってきているな、という実感がありました。

翌年、NEXT DIMENSIONの、リアルセミナーの案内を受け取ったとき、

これは受講するしかないな、と思って受講しました。

セミナー会場には、私のように人生を変えたい!と本気で思っている人が沢山いました。

講師の小田さんや新田さんのセミナーの内容を受けて、私達は力を合わせながら、ときに睡眠を削って、ときに感動して泣いたりして、毎日を濃く、熱く生きていました。

私達、受講者はTwitter上でフォローし合い、お互いの毎日や活動を応援し合っていました。


一方、つたえようさんも、

NEXT DIMENSIONのオンラインを受講していました。

当時はキャバクラで働いていたとのこと。つたえようさんも、人生を変えたかったのだと思います。

そして、私に起きたような変化が、つたえようさんにも起きたそうです。


Twitter上で、私達リアルセミナーの受講者が発信を始めて、つたえようさんもその発信に気付き、リアルセミナーの受講者との交流が生まれました。

つたえようさんは、リアルセミナー受講者を応援したい、という気持ちになり、NEXT DIMENSIONを受講する女性を対象にコミュニティを立ち上げました。


愛について語るとき我々の語ること


私には魂のひかり蒐集家としての勘があります。

勘なので当たり、ハズレがあります。

1日目の話を聞き終えて、私の勘が、つたえようさんの人との関係の持ち方について、より詳しく聞くと、魂のひかりにつながるかも、と言っていました。

2日目は、つたえようさんが出会った人、大切な人と、どう関係を結んでいたのかについてお話を伺いました。

印象的だったのは、

生まれてきてから一度も寂しいと感じたことがない、

という言葉と

セックスフレンドとはしっかり向き合っていた、触れ合うことで一体感や温かさを感じていた、

という言葉でした。

二十歳の結婚は、奥さまを好きではなかったけれど結婚し、奥さまの依存体質が理由で離婚されたとのこと。

なんとなく、つたえようさんは、人と深くかかわりを持ったことがないのかもしれない、誰かを本当に好きになったことがないのかもしれない、と私は感じました。

だから、私は「うみかなさんの魂のひかり」について聞いてみました。

「うみかなさんみたいに、本当に人を好きになったことは、ありますか?」

ようさんは「うみかなさんの物語は読んでいないけれど、ある」と答えました。

2日目の聞き取りは、日付を越えた頃終わりにしました。


自分に向き合う

翌日、ようさんからメッセージが届きました。

「うみかなさんの物語を読みました。あんなに誰かにのめり込んだことはないです」と。

やっぱりそうか、と思いました。

ようさんは、ハードな経験を沢山されている。そのかわり、小学校、中学校、高校で経験することを経験されていない。ようさんの背景を加味しながら慎重に、慎重に私なりに何日か、調べたり、恋愛について友達に相談したりして、ようさんの魂のひかりに近づこうとしました。

嫌なことを指摘しなければいけない。

オンライン上で2回話しただけ。それでも誰かが伝えた方が良いのかな、と思って

ようさんに手紙を書くことにしました。


つたえようさんへの手紙


つたえようさんへ

先日は長いお時間をありがとうございました。

また、うみかなさんの記事を読んでくださりありがとうございました。

実は、ようさんのお話を伺いながら、きっと本当の恋愛をしたことがないのでは?と思ってうみかなさんの物語を話題に出してみました。

やはり、体験ないですね。

ちょっと、ここからは、ようさんにとって読むのが辛いかもしれないけれど、良かったら読んでください。

このままの人生で良ければ、ここで読むのをやめて私とは1回話しただけの関係にしましょう。

私は、このままでは物語にならない、

誰かがようさんに指摘しても良いかもしれないから、私が伝えようかな、と思っている。

この2つの理由でこれ以後の文字を書きます。読むか読まないかは、ようさんにお任せします。



決めましたか?

きついですよ。

覚悟してください。



本当の恋愛をしたことがない、

そうすると、ようさんが今まで知っていると思っていたことは、実は知っていなかったのかもしれません。

愛と思っていたことは、愛ではないかもしれません。

ようさんが知っていると思っていることは、知っていると思っているだけであって、本当は知らないことが多いのかもしれません。


うみかなさんの物語について、ようさんは「誰かにのめりこむ」という表現をされていました。

違います。

うみかなさんは、のめりこんではいません。

男の人を、全身全霊で好きになっただけです。

全く次元の違うものです。

全身全霊で好きになるということは、心にバリアーを全く張らない状態で相手に向き合って、相手の中に飛び込むことなんです。

そうすると、バリアーがない分いろいろなものがダイレクトに心にくるので今まで感じられなかったような次元の幸せとか温かさ、熱さ、甘さを感じることができます。

同時に辛さも、身を引き裂くような辛さも感じます。夜も眠れない、泣きすぎて頭が痛い、一日中胸が痛い、忘れられない。

そんな感じです。

全身全霊で人を好きになることって人生に一度あればラッキー。ちなみに全身全霊で人を好きになれる人は、自分の心を大切に、自分の心に正直に生きている人な気がします。


ようさんのこと、考えました。ようさん、寂しさを感じたことがない、とお話しされていました。

私からすると、ようさんは昔からずっと、そして今も寂しさの真ん中にいますよ。

本当に心温まる経験が無いのだから。

セフレとの関係が温かい。しっかり向き合っていた。

そんなわけない。

しっかり向き合うなら、相手の幸せを思うなら、絶対セフレになどなりません。

しっかり向き合うのに体の関係は必要ありません。

ようさん、寂しかっただけですよ。

性欲を満たしたことで、心も満たしたと思いたかっただけですよ。

相手とも、お互いが傷つかない、気持ち良いところで関係をとどめただけの

一見温かいように見えるかもしれないけれど

口では相手の幸せを思っているかもしれないけれど、

相手のことをお互い、真剣に幸せになってほしいとか、一切考えていない関係だと思います。

誰かといることで、寂しさを紛らわせているだけですよ。


ようさん、寂しいのですよ。

ようさんは、温かい心、仲間が欲しいのですよ。


ようさんの、NEXTDIMENSIONのコミュニティ募集の記事、読みました。

ようさんは、誰かのためを思ってやっている、とおっしゃいました。

でも、違うと思いますよ。


まず、スジが通っていない。


例えるなら、私の物語の読者が

私に断りもなく

私の主人公を対象に私に関連したコミュニティを立ち上げて

その名前に「魂のひかり」を入れるようなものです。


私なら、すごく嫌です。


ようさん、リアルセミナー受講者と仲間になりたかったんでしょう?

でも、その気持ちに気が付かないふりをして

困っている人のため、という名目で人を集めて関係を作っていったのではないですか?

そして、浅い部分で、自分が気持ち良いと感じる程度の感謝をされて、自己満足して、人とつながった気持ちになっているのではないですか?


誰かのために役に立ちたいと思うのならば、セミナー受講者を対象にする必要はありません。


ようさん、人の温かさに触れたかったんじゃないのですか?


ようさんは、何十年もずっと寂しいんじゃないんですか?


自分がかかえている孤独感、そこに向き合わないと、ようさんの人生は進まないし、私は物語が書けません。


ようさんの言っていることとやっていることは

表面的、浅い部分では、良いこと温かいかもしれない。

でも

もう少し視点を高くすると

スジが通らない。

本当に相手の幸せを願った行為ではない。


今回、NEXTDIMENSIONのリアルセミナーは仲間作りがテーマでした。

仲間を作るって、本当にきついことです。

言いたいことを言うことが正解だったり、ぐっとこらえるのが正解だったり、相手からの指摘を受け入れたり、

本当にきつい6ケ月を経て、私たち関係を築いています。


本当に寂しいなら、仲間に入れて、と一言、言えば良かったんですよ。


仲間になるのに、ようさんが何か価値を提供する必要はないのです。


自分の寂しさ、そこに気付いて、受け入れる、

そこから再び、ようさんの人生は始まるのではないでしょうか?


ようさんと、2時間話して、2、3日ようさんのことを考えて私が思ったことです。とてもきつい指摘をしてしまってすみません。

私の個人的な意見なので、絶対的なものではありません。

もしかすると、私の巨大な勘違いかもしれません。

でも、勘違いにならないように、セフレがいたことがある友達から、経験を聞いたりして、ようさんのことを客観的に考える努力をしました。

この指摘がまったくの見当外れだったら本当に申し訳ないです。


ようさんが、心の底から幸せを感じられますように。


自分を受け入れる

私の手紙をすぐに読んでくださり、すぐにお返事をいただきました。

私の指摘はとても腑に落ちた。

私の言葉は頭上からの槍のようでグサッとようさんに刺さった。

温かみも感じてくださったとのこと。


ようさんの一番のすごいところは、相手の意見を受け入れる強さと柔らかさにあるのではないかと思います。

私の厳しい指摘を受け入れてくださる、ようさんの強さを本当にすごいと思いました。

そして感謝の気持ちがわきました。


つたえようさんの魂のひかり


これからの生涯をかけて、光と温かさを探求したい。

こんな声が、ようさんの魂から聞こえた気がします。

ようさんが今までいた世界は、温かさの少ない、希望の見えない世界だったのではないかと思います。

貧困家庭で育ち、中卒でホストになる。未成年が22時以降働くことが違法だったことは周りの大人は知っていたのだろうか。知っていただろう。

学校でもほとんど学ばなかった少年が、その後の人生で歩める道の選択肢は、狭くて暗くてちょっとジメジメしている。

希望よりもあきらめ、知性ではなく狡猾さ、愛よりも依存、太陽の光よりもスマホの光、木漏れ日の下の空気よりも、タバコやアルコールの匂い。そんなものが支配している世界にいたのではないだろうか。

貧困家庭が新しい貧困家庭を生み、虐待された子供が、親になって我が子を虐待するように、つたえようさんは暗いものを生み出す循環の中にいたのに、抜け出すことができた。

それは、奇跡に近いことではないかと思います。

つたえようさんの魂が、光と温かさを求めていたからだと思います。

ご両親の温かさが、つたえようさんの魂に火を灯したのかもしれません。


最後に

NEXT DIMENSIONという講座はとても不思議です。

人生が行き詰まった人や、

自分の人生をなんとしても変えたい!

という人に、不思議なタイミングで案内が来て、

なぜか心が惹かれて講座を受講する。

目に見える部分に変化は起きないのに、

なぜか、人生が変わっていく。

そんな不思議な講座です。

人生を変えたいと思っている私とようさんも不思議な縁でつないでいただきました。


つたえようさんは、すごく悲惨な経験をされてきた。

だからこそ、つたえようさんにしか伝えられないこと、伝えられない言葉があるのではないか、

つたえようさんだからこそ、救える人がるのではないかという気がします。

女性だけじゃないと思います。

つたえようさんはご自身が思うよりも

もっと、もっと、もっと沢山の人に

影響を与える力をお持ちだと思います。


そのためには、更に自分と向き合って、発する言葉から余計なものをそぎ落として、飾らない、でも相手にしっかりと響く言葉を磨きあげる必要がある。

宝石のように、原石を削って、磨いてを繰り返す作業を要している気がします。


つたえようさんの魂が光と温かさに満たされること、祈っています。


そして、多くの方がつたえようさんの優しさや温もりで満たされることを信じています。





以上、つたえようさんの魂のひかりでした。

つたえようさん、ありがとうございました!


つたえようさんが発信しているTwitterはこちらから



そして、もしかすると、この記事を読んでくださっているあなたは

NEXT DIMENSIONに出会うためにこの記事にたどり着いたのかもしれませんね。

もし、人生を強烈に変えたい、という思いがあるならば、リンクから新田さんの文章を読んでみてくださいね。長いですけど!


あとがき

私は、父親の戒めの言葉を守って、言葉の厳しさを制御できていただろうか。


私は今後、もっと、物語を書いていきます。

飛躍しなさい、と神様に言われたから、私は飛躍します。

そのためには、私は自分の発する言葉を制御しなければいけない。

読んでくださった方々の心にひかりを届けるために

言葉に温かさをのせなければならない。

私の言葉に温かみはあっただろうか。


これからも自分の発する言葉に気を付けます。

家族に向ける言葉も、職場の同僚に向ける言葉にも、温かさをのせていきたいと思います。


もし、私の言葉から嫌なものを感じたときは、いつでも厳しくご指摘いただけたらと思います。


いつも記事を読んできただき、ありがとうございます。

それでは、

つたえようさんの魂のひかりがみなさんの心を照らしますように。



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