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そうだ、小説を書こう。

二次元、アイドル、乙女ゲームという門に足を踏み入れて7年。
私は男女カプを愛して生きてきました。

しかしここ数年推しカプの公式供給があまりにも少ない為、ありったけの二次創作をかき集め(公式とは解釈違いが起きない程度に)あらゆる世界線の出会いに思いを馳せ、原作ゲームのプレイを数年禁止することで疑似的記憶喪失を起こし初見の気持ちでプレイし直す等あらゆる策を講じて命を繋いできましたが、そろそろ次の段階へと精進せねばなと考え始めたこの頃です。


幸いなことに周りの優しい方に恵まれ、持ち前の活きの良さを駆使してたくさんの方から施しを受けてきました。


ですがこのままで本当に良いのでしょうか。


頭の中にはたくさんの素敵な推しカプ小話が眠っているのに。それを表すだけの技術がないと諦め人に物を乞うだけで良いのか、と。
私の命をつないでくれた恩人たちに、私は恩返しがしたい。


というわけで小説を書き始めました。


絵描きにはならないの?と声が聞こえてきそうですね。すぐに書けるから小説を選んだのか?字書きを舐めるな。とも聞こえてきそうですね。ステイステイ、理由を聞いてください。


試しに絵をかいてみましょう。テーマは座る猫

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ごらんの通りです。人には向き不向きがあります。自己肯定の塊なので味があると自信を持っていますが、この画力で二次創作が出来るほど面の皮は厚くありませんし私の成長を待っていたらみんな寿命が尽きて死んでしまいます。


さて、私が数週間前から文章力強化のためnoteを始めたのは記憶に新しいですが、もともとパワポでプレゼンを作って遊んでいた事もあって、自分の言葉で何かを紹介したり、気持ちをつらつら書き綴る事がめちゃくちゃ楽しくて好きです。

そう考えると小説の方が性に合っているのではないかと思います。とはいえ語彙力は人並み、間違って覚えた単語もあれば状況の説明に適したワードを選ぶ力も未熟です。

しかし練習も兼ねて小説を書けばそれは成長に繋がります。そして何より自給自足になります。上達して供給をくれた皆に恩返しがしてぇ…そんな考えを友人に持ち掛けてみたところお互い小説を書いて見せ合おうという展開になりました。そんなわけで早速1作目の執筆です。



参考のため大好きな小説を改めて読みなおすと、書き手の工夫があらゆる場所に散らばっていることがわかり、その奥深さに驚きました。

小説はセリフを並べて状況の説明をするだけでは相手に響きません。その瞬間登場人物が感じた気持ちを的確に表すためには多くの言葉から読み手の心を揺さぶるワードを取捨選択しなければなりません。理解していたつもりですが改めて感じました。書くことは描くことと同じく大変なのだと。


そして苦節2日、完成しました。書く際に気を付けたのはルールに囚われず、完璧を求めすぎないこと。
最初から完璧を求め手を加え続けては、いつまでたっても投稿などできません。
Pixivに投稿したのですがボタンを押す手が超震えました。そしていったれ~~!!の勢いで投稿したのち友人とお互いの作品を見せ合いました。
(見せ合うのめっちゃいい。褒めが飛び交うのでお互い次へのモチベーションがぶち上がります)


沼にはまって7年間。頑張って書いて読まれなかったらどうするとか、ほかの人がやってくれるからいいやとか「自分で作るなんて面倒」という感情を体のいい言葉で誤魔化していたそんな日にはおさらばです。

私の中にはたくさんのアイデアがあります。諦めるくらいなら文句言う奴全員うるせーーーーーーーーー!!!!!!と生き埋めにすると決めました。

もちろん棲み分けをしたうえで公式に敬意を払いキャラを貶めるような真似はしないことを前提に、それでも突っかかってくる者共を良識の範囲内で埋めるつもりです。

これからたくさん書くぞーーー!!!!


最後に、創作をする人はみんな神です。
生きるための時間を割いて想いを形にするのには時間と労力がかかります。苦労の末完成した結果を周りがどう評価しようとそこに命を注いだ愛のある作品は皆清く素晴らしいものなのです。すべての創作者に感謝と愛を…LOVE......。

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