大切な人を守りたいなら、まずは自分から
皆さん、こんにちは☀️
日本キッズコーチング協会認定キッズコーチング®エキスパートの小林咲子です😊
私は普段、日仏国際機関で働きながら、子育て理論の講師資格も持ち、活動しています!
本日は、ちょっぴり深い生死に関するお話から。
とはいえ、気楽に読んでいただけたらと思います🤗
【「私、死ねない!」】
私は子どもが生まれるまで、生死について真剣に考えた事があまりありませんでした。
母とともに10年間介護をしていた祖母が他界した時、「心にぽっかり穴が空く」というのはまさにこの事か…と感じるほど悲しみに暮れました。
それでも、自分の生死についてまでは、考えが及びませんでした。
自分自身の生の尊さを初めて深く感じたのは、長女が生まれた時でした。
子どもが生きて産まれて来てくれた事、そして自分自身が生きられている事、全てが奇跡のように感じ、喜びとも幸せとも違う、何か崇高なものが押し寄せてくるような感覚に襲われ、涙が止まらなくなりました。
そして、まだ生まれたばかりの長女と帰宅した時、肩にのしかかるような重い責任感が宿りました。
そう思ったのです。
【それなのに、自分を大事にしない日々】
ところが、それから数年が経ち、家事・育児・仕事に追われ、すっかり自分のことは後回しに😨
体も心も、どんどんボロボロになっていきました。
子どもの水分補給ばかり気にして、自分が脱水症状になったり…
子どもの寝かしつけを優先するあまり、自分は歯磨きせずに子どもと寝落ち。歯の神経を抜くほどに虫歯が悪化したり…
ストレスで円形脱毛症にもなりました😱
結局全ての回復に時間がかかった上に、失った3本の歯の神経は戻らず、かといってストレスが軽減する訳でもなく、むしろ結果はマイナスでした。
【子どもの為に、まずは自分を】
そもそも、自分を犠牲にすることが、子どもを守ることにつながるのでしょうか?
以前、「親の自己犠牲の上に成り立つ子どもの幸福は実は幸福ではない」という記事を書きました✏️(宜しければご覧ください⬇️)
さらに大きな視点でいえば、人間の命も同じです。
皆さんは、飛行機内での緊急時、酸素マスクが下りてきた際の対応方法をご存じですか?
親は子どもを守ろうと、まずは子どもに酸素マスクをつけようとしますが、
と言われます。これは、世界共通の航空ルール。
酸素欠乏時に「酸素マスクをつけないと死ぬぞ」と言われた大人が、まだ意識があるにも関わらず、子どもどころか自分にすらマスクをつけられなかったという実験結果があります。まずは自分の酸素を確保することで、子どもを救えるのです。
家事・育児に追われるママ達は、ついついこれを忘れがち。
あなたの命や幸福を確保しない事には、救えるはずの子どもの命と幸福も守れません。
かくいう私自身も、忙殺される毎日の中で、
「私、死ねない!」
と感じた初心が忘却の彼方に…
もっと自分のことを大切にしようと、ひいてはそれが周りの人を守る事につながるということに立ち返らないといけないと、日々感じています。
本日も最後までお読み下さり、ありがとうございました😌
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