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「普通の人」が本を早く読むコツ

あなたは本はよく読みますか?好きですか?

私は本が大好きなのですが、読むのがすごく遅いです。
スピードは多分普通なのですが、
読み始めると面白い面白くない関係なく、
秒で眠気に襲われます・・・。
その結果、1冊読むのがすごくゆっくり。

通勤で本を読もうと思っても、
本を開いてすぐ眠くなり、
気づいたら降りる駅に着く直前ということが良くあります。

どうしたら、早く本を読めるのでしょうか。
そんな方法があるなら知りたいと思ったことありませんか?

今回は、普通の読書速度の人が、
特別な能力を必要とせずに早く読むコツ
をお伝えします。

ただし、おもしろい小説や内容をじっくり読みたい本には不要な方法です。

速読には頼らない!

「速読」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。
実際に練習したことがある人もいるかもしれません。
本を早く読むなら、速読でしょと思われる方もいるかも。

私も速読スクールというものに大金を払って通ったことがあります。
効果のほどはというと、
実はあまり早くはならなかったというのが正直な感想です。

そのスクールでは、読み方はもちろん、
読むときのマインドセットなどについても教えてもらいました。

最初に呼吸法や目の運動などを行った後、
本を見ながら(読むのではありません。字を追うだけ)会話をしたり、
指定された行数を目で追う訓練をしたり。

実際に、スクールに通っているときは
早く読めるようになった・・・気がしました。
ですが、自分が読みたい本を日常で読むと
結局あまり早く読めなくて、やはりすぐ眠くなるのが悩みでした。

「速読なんて、簡単にはできないんだなぁ」と
半ばあきらめモードになってしまいました。

もっと簡単に早く読む方法は無いものかなと。

本を早く読む方法

では、速読という特殊(?)な訓練を受けることなく、
普通に早く読む方法はないのでしょうか。

あきらめないで!方法はあります!
慣れは必要ですが、今日すぐにでも試せるコツがありました。

◆目次を見る◆
読む前に、目次をざっと見ることで、
その本に何が書かれているのか、どういう順番で書かれているのかを
何となく認識することができます。

おおまかな内容が予め分かっていれば、
何も道しるべがない状態で読み始めるよりも
早く進めることができるからです。

その本の予習をする、という意識で見ていただけると良いかと思います。

◆すべて読もうとしない◆
興味があって選んだ本でも、一言一句すべてがあなたにとって重要なわけではありません。
あまり必要のない表現や箇所は必ずあります。
読みづらいなと感じた部分やページは
すべて読もうとはせずに、タイトルや見出しだけを見るということも大切です。

◆1回で全部を理解しようとしない◆
専門書やノウハウ本、ビジネス書などは
一度読んでも内容が理解できない箇所があるものです。
よく分からないなと思う文章があったときは
無理せず流し読みすることをお勧めします。

全部読み終わった後や、ある程度の知識がついた後に再度読んでみたら
意味が理解できるようになっているかもしれません。

分からないところは無理せず飛ばしましょう。

◆覚えようとしない◆
勉強のために読んでいる本は、
できれば1度で覚えたいと思ってしまいますよね。

ですが、覚えながら読もうとすると
一字ずつゆっくり字を追うことになります。
理解できない文章などは、何度も読み返してしまうかもしれません。
そのように読んでいると、必然的に読むスピードは遅くなり、
集中力も続きません。
まずはざっと一通り読んで、大事な部分は後でもう一度読み返す。
前述したように、分からないところは飛ばして読むということを
意識すると読むスピードが上がります。

◆文字を頭の中で「音読」しない◆
本を読むときに、頭の中で文字を読み上げていませんか?
声に出して「音読」していると、どうしてもゆっくり読み進めることになりますよね。
声に出さず、頭の中でも読み上げてしまうと音読しているのと同じスピードになってしまいます。

目だけで文字を追うことを意識して読んでみてください。
意外と内容が頭に入ってくるものです。
これをやっていると、徐々にスピードが上がってくるはずです。

まとめ

速読術を習得していない人でも
本を早く読むコツをご紹介しました。

本を読むことに完璧を求めず、
分からないところは飛ばして、ざっと読むということを意識して続けていると、
脳と目が慣れてきて徐々にスピードを上げて読むことができるようになります。

肩の力を抜いて読書を楽しみましょう!

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