起業で見つける本当のあなたという価値② やり切ったその先に見えた「成功の法則」

前回の続きを書いていきます
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↓前回記事はこちら
「起業で見つける本当のあなたという価値 ①マズローの法則で紐解かれた起業塾の真価 」
私の起業塾についてインタビューしてもらいました
https://note.com/sakukiwako/n/n128f6749059a
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やり切ったその先に見えた「成功の法則」

起業で一歩踏み出した時にぶつかる壁、なかなか収入に結びつかないという起業の夢と現実。

ー起業で得られる可能性を手にされるまでどんな経験をされてきたのか？営業歴17年の希和子さんの体験談を聞いてみました。

目標を達成することの秘訣はね、まずは課題をやりきることなんですよ。例えば、不動産営業時代の話をすると、私にとって与えられた予算や目標は必ず達成するのが当たり前だってお給料をもらうからには、経費とかを考えるとその3倍の仕事をしなくちゃいけない。

だってそれをしないと会社が倒産しちゃうから・・・

目標を達成するのは会社員では当たり前、達成するからこそ、発言力が認められ、サボることができる訳ですよ。笑

ーサボる、最後はそこ・・（笑）

そう（笑）

もちろん最初は、予算を達成するために、例えばちょっと嫌なお客さんも頑張るわけですよ。でも目標を100％までやり切った後は、もう契約は必要なくなる訳だけれど、でも申込みしてくださる方がいて契約する…そんな不思議な流れになってくるんですよね。

その流れの中で「これが本当のオリジナルな営業だよなぁ」っていうことがわかってきたんです。そして営業マンとしての自分の「強み」に気づいたんです。

これを繰り返しているうちに、予算を100％達成するまで嫌々やっていた営業のやり方に、100％超えた後の「自分の強みを発揮するやり方」を取り入れるともっと簡単に上手くいくのがわかってきて・・・

ーなるほど、予算を100％達成する前と後の営業の仕方に違いを感じられたというお話ですが、具体的にどんな違いがあったんでしょうか？

そうですね、私は営業時代、100％を達成することだけが自分の目標だったんですよね。例えば、他の先輩で、200％とか目指したりする人はいたんですけど（ボーナス増えるから）

でも私はやらない、自分の上限を決めてるっていうイメージでね。だから、達成した後は仕事したくなくて、サボりに外にでかけていたんですね（笑）

「チラシ配りにいきます～」って言って、マンションの管理人さんとおしゃべりしたりして。そうすると、管理人のおじさんと仲良くなってきて、そのうちに入居者さんの入退居の情報を教えてもらえたり、私だけ「ポスティングしていいよ～」って言ってくださるようになってきて。

また、ある時はおじいちゃんの話をずっと聞いていて、その方が、新しく物件を建てるとなった時に、丸ごとまかせてもらえたりとか・・・

ーおお～

そう、100％達成した後は、仕事をサボりたくてダラダラ外をうろついていた。結果、その時にやっていたことがすごく大事だったと気づく訳なんですよね。こういう「ご縁」を繋いていくことが・・・

ノウハウできちんとやったその先に、ノウハウではない自分のビジネスの創り方がわかった時に早く成果がでる、ノウハウの中でその自分の「強み」を適用させるので、サボっているように見えてるけど、一番肝心な仕事はしているんですよね（笑）

ノウハウ9割、サボりの中の行動、1割でできてたのが、最後は100％怠けたやり方で出来ているんですよ。今、振り返るとね・・・

だから、これは起業も同じことで、基本をやることは絶対的に大事、そして、その基本で売上をたてる、30万円稼ぐという目標があるならまずは30万を達成することが大事。

ーなるほど、やり切った後に本当の法則が見えてくるってお話ですよね。

そうです、そうです。やりきった後は経験値が増えています。だから本当の自分の強みがみえてきて、それをどうやって活かせばいいのかが自分でも見えてくる。そうなると納得するんですよね。

「強み」だけ知っても使わないんです。希和子塾で4か月でやりきってその後、力を抜いて笑って仕事をしても成果を挙げられる人が多いのっていうのはそこなんですよね。

これは実際に自分で経験してみないとわからないことなのかも。

マズローの法則と桜井希和子の成功の法則

ー突然ですが、希和子さんのお話を聞いているうちに「マズローの法則」を思い出したのですが、ご存じですかね？

え？マズロー？知らない、なんですか？

ーマズローというアメリカの心理学者で、人間の中にある欲求を5段階にわけて説明して法則化している研究発表なのですが、簡単にいうと、人間が持つ「欲求」の5段階を登っていくことで人は成長していくという考えなんです。例えば、一番下は生きるための「生存欲求」でその次は、「安全欲求」でという風に…

そして、マズローの法則では、人間の最終欲求は「自己実現」に到達すること、自分の価値観に基づいた「なりたい自分への欲求」と言われています。そして、彼がこのマズローの法則を発表した後、晩年になって6段目の欲求があると発言しているみたいなんですよね。

それが、「自己超越欲求」といって自分を超えて、他者のために貢献したいという欲求ということなんですが、ここがさっきの希和子さんのお話とリンクしました。

自分の目標を達成した先に得られる本当の成功の法則、ご縁や繋がりが巡って行くことが、やがて仕事に結びつくことと重なるんですよね。

なるほど！そうです、そうだと思います！（笑）

成功を止めるのは「承認欲求？」

マズローは人の成長を5段階欲求にわけているが、「自己実現欲求」の手前に「承認欲求」があり、他者のニーズに応えたい、他人に認められたいという欲求である。

この段階を満たすことで、次の、他者からの承認を得ることを超えた、自分の活動や成長に関心を持つようになる「自己実現」にすすめるという。

さっき、スピリチュアルカウンセラーの方とお話をしていて、人って「承認欲求」が満たされていないと、「私このままでいいよね」って停滞することに陥ってしまうという話になったんです。

「今のままでいいんだよって」って認めてくれる人の中にいつづけてしまう「今のままでいいんだよ」っていう世界にいると、その世界の人の中で上に行こうとする人が

「目標志向であること」を「ガツガツしている」ってみられちゃう、ネガティブな評価を受けちゃう、だから自分を抑える方にいっちゃう、という現象が起きるようなんです。

だからそこにいたら上に突き抜けられない・・・っていうことを話していたところなんですよ。なので「これが出来た、これも出来た」ってひとつずつ段階を踏んでくことがその人の自信につながるし人の成長にとっては大事なんだって言ってたんです。

ーなるほど、この「承認欲求」が無意識のうちに成長と成功を阻んでしまうということですね。

マズローの法則「自己実現」と、起業での成功することの関係・・・・・

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つづきます

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