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振り返り企画④『2019けんりきが本気で選んだ超個人的名曲15選』

前回の記事の続きです。
引き続き、『けんりきが本気で選んだ超個人的名曲15選』で俺が過去に選出した名曲たちを振り返っていきます。

今回は2019年!大好きなスガシカオさんの待望のニューアルバム『労働なんかしないで光合成だけで生きたい』(タイトルのクセが強すぎるw)発売はもちろん、新海誠監督作品『天気の子』が音楽業界を巻き込んでの大ブームを巻き起こした2019年に、俺はどんな曲を選んでいたのか?
早速振り返っていきます。

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今年もやります!関ジャムの名物企画のパク・・・いえ😅インスパイアされて始めた〝けんりきが本気で選んだ超個人的名曲15選”‼︎

音楽自体はそこそこ幅広く聴きますがファンであるアーティストに選考が偏りがちな件は、ご容赦ください。
良いと思うものは良いと思うんだから仕方ない!(笑)

尚、例年通り順位はあえて付けていません。
全曲、俺がどハマりした曲ばかりなので、全曲No. 1なのです😊✨


それでは行きます。


『2019けんりきが本気で選んだ超個人的名曲15選』‼︎(2019年中にCDもしくは配信で発売された曲の中から選考)

1曲目:ハルノヒ(あいみょん)

もはやJ-POPの顔になったと言っても過言じゃないあいみょんが、クレヨンしんちゃんの映画のために書き下ろした楽曲。

冒頭の♪ 北千住駅のプラットホーム 銀色の改札 思い出話と想い出ふかし腰掛けたベンチで 僕らは何も見えない未来を誓い合った♪というフレーズだけで、情景がバーッと目の前に広がってくる。

あいみょんのシングル曲の中では特別売れた曲というわけでは無いのだけれど、単純にメチャメチャいい曲!
もっともっと評価されていいと思う。


2曲目:通り恋(indigo la End)

2010年代の日本音楽シーンにおいて川谷絵音は間違いなく5本の指に入る才能だと思っているんですが、特にこの曲は一時期ひたすらリピートしてたぐらい好きです。

男の失恋なんて、どんなにカッコつけようが虚勢はろうが、所詮惨めでカッコ悪くて情けないものなんです。
溢れんばかりの未練を心から吐き出すこの曲は、本気で恋をした事がある人には例外なく響くはず。

通り雨から取った〝通り恋”という造語も素敵。


3曲目:時代(ウカスカジー)

ご存知日本を代表するボーカリストMr.Childrenの桜井和寿と、J-HIPHOPを世間に浸透させた第一人者GAKU-MCの最強ユニット、ウカスカジー。

アルバム『金色BITTER』に収録されてるこの曲は、そんな〝時代を作ってきた”2人が、残酷な時の流れを認め、その流れに抗う事なく生きていく、どこか寂しさを感じさせるリリックとフロウ。
それでいて、圧倒的に美しいメロディーと計算され尽くしたRap。
逆説的に「まだまだ俺らは最前線から退かねーよ」って言ってるように聴こえる。

すいません。時代が変わっても、貴方たちは最高にカッコいいです!


4曲目:FALLIN'(SALU)

HIPHOP界に確固たる地位を築いてるSALUが、まさかのLDHへの移籍。
SALUの音楽を齧るほどしか聴いた事がなかった俺でも、「えっ!どうしちゃったの⁉︎
」と正直驚きました💦

でも、移籍後初のアルバムでSALUが表現したのは、彼の人生そのもの。
幼い頃に母親が自死した事すら赤裸々に明かし、〝今死んでもいいけど、まだ死にたくない”と高らかに歌う。

〝愛する人を喪う痛み”〝守るべき者のために生きる喜び”どちらも知ってる彼が紡ぎ出した、極上のエモーショナルソング。


5曲目:労働なんかしないで光合成だけで生きたい(スガシカオ)

デビュー20周年を越えても攻めの姿勢を崩さないスガシカオさんが発表した、あまりにも衝撃的(笑)なタイトルのニューアルバム。
何かしら働いている人達の大多数が、このタイトルを聞いた時、深く頷いた事でしょう。。🤣

大好きなアルバムなので、ほとんどの曲をセレクトしたい所なんですが、、何度も熟考した末、数曲に絞りました💦

良作揃いのアルバムの表題曲であるこの曲は、一見働きたくない事を高らかに宣言しているようで、実は〝幸せとは何か?”という深いテーマに斬り込んだ意欲作。

スガさんのリリックの巧さ、深さに改めて感心させられてしまう。


6曲目:ドキュメント2019 feat. Mummy-D(スガシカオ)

俺がスガさんを好きな理由は、もちろんその唯一無二の歌声や楽曲そのものも有るんですが、その生きざまや人間としての魅力という部分も大きい。

ライブで聴いたら歌って叫んで踊らずにはいられないこの曲の歌詞には、〝スガシカオ”が詰まってる。最高!

あっ、天下のMummy-D氏のキレッキレのRapも堪能できる曲でも有ります😊


7曲目:黄昏ギター(スガシカオ)

デビュー年の1997年に♪ぼくの未来に光などなくても♪と歌ったスガシカオが、22年経って♪どんな悲しみも ぼくらは光にできる♪と歌う。これだけで泣ける。
でも、そのフレーズを歌うのは〝君の好きな歌”。
ホントにズルイ人だよなぁ。。(褒め言葉)


8曲目:ぼくの街に遊びにきてよ(スガシカオ×小林武史)

2019年10月、台風19号が日本列島を直撃。
関東・甲信越・東北地方の各地に、甚大な被害をもたらした。

偶然、そんなタイミングで東京メトロのCMソングとして発表されたこの曲は、スガさんが生まれ育った東京の街に、今傷ついている街に向けて歌った、願いの唄のように聴こえた。

小林武史さん作の、優しく沁み渡り、少しずつ少しずつ光の兆しを感じられるような秀逸なメロディー。
そしてスガさん作の歌詞は、美しい日本語を使いながら、あえて日本語っぽくないメロディーへの乗せ方をする事によって、歌謡曲的な湿っぽさを消している。

スガシカオ×小林武史コンビの相性の良さ、とんでもないです、はい。


9曲目:まちがいさがし(菅田将暉)

俳優としても相変わらず大活躍中の菅田将暉くんだけど、〝歌い手”としても魅力に溢れている。
何だろう。彼の歌は、胸がザワザワするんだよ。

そして、音楽業界を席巻する米津玄師が作ったこの曲は、上手く行かない事の方が多い人生を送ってる人ほど、響く曲。

人生において間違った生き方、間違った選択をしてきたと思ってた事も、全てが〝今”に繋がっている。

間違えたからこそ、大切な人に出逢えたんだ。
だから、それはもう間違いじゃない。

菅田くんの熱い歌声に、またも胸を射抜かれました。凄い。


10曲目:イコール(sumika)

TVアニメ『MIX』のOPテーマなんですが、初めて聴いた時の衝撃と言ったら。。
1993年にMr.Childrenの『Replay』を初めて聴いた時の衝撃に似てた。めちゃめちゃ良い曲。

1曲目に書いたあいみょんの『ハルノヒ』もそうですが、これだけタイアップの作品に寄り添いながら、主題歌の役割を超えてリスナーの心に飛び込んでいく作品を作れる才能と表現力に脱帽です。


11曲目:リボンfeat.桜井和寿(東京スカパラダイスオーケストラ)

2019年にデビュー30周年を迎えたスカパラ。
今や世界に名を馳せる日本が誇るバンドとなったスカパラが30周年記念SONGのゲストボーカルに選んだのは、日本最高峰のボーカリストである桜井和寿。

谷中さん作の歌詞は、まるで〝苦しい事も悲しい事も共に乗り越えてきた”メンバーに対して、更にはずっとついてきてくれたファンに対して、〝これまでの感謝と、これからの誓い”を溢れんばかりの優しさで伝えるような、感動的かつハッピーなモノ。

それを桜井さんが日本一強く優しい歌声で歌うんだから、もう。。


12曲目:風のプロフィールfeat.習志野高校吹奏楽部(東京スカパラダイスオーケストラ)

コラボ楽曲で、2019年最もインパクトが有ったコラボと言っても過言じゃない。

スカパラが30周年に宮本浩次、桜井和寿に続いてコラボ相手に選んだのは、まさかまさかの現役高校生。
甲子園を沸かせた〝美爆音”でお馴染みの、習志野高校吹奏楽部の皆さん。
〝プロフェッショナルの最高”と〝アマチュアの最強”が融合した結果、とんでもない傑作が生まれました。

高校生たちに負けない爽やかさの茂木さんのボーカルが秀逸!


13曲目:手紙(フジファブリック)

デビュー15周年イヤーの2019年、山内くんの地元大阪城ホール公演を大成功させてみせたフジファブリック。

2009年に絶対的フロントマン、天才志村正彦が天国に旅立った時、いったい何人の人が10年後に彼等がバンドを存続させ、メジャーシーンで活躍していると想像しただろうか。

15周年記念SONGとして世に出たこの曲は、山内くんが故郷の人たちを想い作った曲という事で郷愁を感じるAメロから始まるのだけれど、だんだん「・・・あれ?これ、実は志村くんに向けて歌ってる??」と思えてくる。

〝♪ もう何年も切れたままになった弦を 張り替えたら君ともまた歌えそうな夕暮れ♪”

夢だと公言していた大阪城ホールで力強くこのフレーズを歌い演奏する3人の隣には、間違いなく志村正彦が立っていたように見えた。

〝リスナーの心を掴んで揺さぶる名曲を作る”という意味では、この曲を作った事で山内くんは初めて志村くんと肩を並べたのかも知れない。
(※厳密に言えば前年2018年に先行配信されている曲ですが、CDとして発売されたのが2019年で、フジファブリックの2019年を象徴する曲なので、2019年の曲とさせていただきます)


14曲目:愛にできることはまだあるかい(RADWIMPS)

新開誠監督の大ヒット作品『天気の子』の音楽を担当したのは、前作『君の名は』に続いてRADWIMPS。

今回も野田洋次郎の才能爆発の名曲揃いだったんですが、主題歌として扱われていたこの曲が特に素晴らしかった。

映画を観た人はもちろん、観てない人にも刺さる、確かな愛を唄う歌。
答えの出ない自問自答のようにひたすら問いかけ続けた究極の疑問符に、最後の最後で自ら答えてみせる。

♪ 愛にできることはまだあるよ 僕にできることはまだあるよ♪

そう。それが答えだ。


15曲目:だっせー恋ばっかしやがって(忘れらんねえよ)

ラブソングはイケメンやリア充のためだけに有るわけじゃない。

モテなかったり不器用だったり、好きな人の前では何も話せなくなったり。。
この曲は、そんな俺たちの(キミたちの)ための魂の応援歌だ!


以上15曲。あくまで〝超個人的”ですので、「はぁ?あの曲が入ってないとかあり得ないだろ」とか「あの曲選ばないなんてセンス無さすぎ😡」とか、ご不満は有るとは思いますが💦苦情は一切受け付けておりません!(笑)
今夜には本家関ジャムの『売れっ子プロデューサーが選ぶ年間ベスト10』も放送されますね。楽しみだ!😊✨✨

2019年も、素晴らしい音楽にたくさん触れられ、興味あるアーティストや好きな曲が増えた実りある1年になりました。

2020年はオリンピックYearのためライブやフェスが減る、アーティストや音楽好きにとって厳しい年になるんじゃないかと言われていますが、今年も素敵な音楽にたくさん出会える1年になる事を願います。
そして、皆さんにとって2020年が素晴らしい年になりますように。。

I LOVE ROCK‼︎

I LOVE POP‼︎

I LOVE FUNK‼︎

I LOVE MUSIC‼︎

今年もよろしくお願いいたします😊

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以上!2019年版をご覧いただきました。
あいみょんの『ハルノヒ』とか普通にめちゃめちゃ評価されてるだろ!と思ったそこの貴方。
この文章を書いた当時は、ホントにそこまで売れてなかったんだよ!笑

この後CMソングに使われたりとかで再評価され、一気にあいみょんの代表曲の1つになっていったので、ここで選出してた事を密かに自画自賛してますw

次回はコ口ナ禍に突入していく、2020年版をご紹介します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊

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