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オレンジカフェなかごみむら活動再開!

コロナ禍で中止が続いた認知症カフェの再開

コロナ禍で開催が難航し、中止が続いていた恵仁会の認知症カフェ企画「オレンジカフェなかごみむら」ですが、4月より再び活動を再開することができましたのでご紹介します。

今回のチラシ

やったりやらなかったりというコロナ禍の活動頻度で周知認知度が下がってしまい、改めて宣伝周知からやり直す必要がありました。
遠のかせてしまった参加者さんに再び届くよう、オレンジカフェ委員会の委員メンバーがそれぞれ周りへ広報宣伝を自分ごとで頑張り、またそれを受けて声をかけて下さった地域のたくさんの関係者さんの方々のおかげで、本日(4/6)、無事再開されました。

小話と対話の時間をしっかり確保する

今回は、職員が最初の小話の講師となり、認知症の仕組み等についてわかりやすくまとめたスライドや、ちょっとした認知症体験などを用意してくれて、ご好評頂けました。
この「オレンジカフェなかごみむら」は、ちょっとした認知症関係のお話もさせていただくのですが、メインはそこではなく、その後の対話や談話の時間を大事にする交流重視のスタイルです。
同じように認知症のご家族を介護されている方や、認知症のご本人などが気軽に訪れる機会を増やし、一人で悩まないように、悩んだあげく孤立化させたりしないようにという目的もあります。

今回も、自身の介護の経験や悩みを打ち明けてくれたり、時に涙ぐみながら話せてよかったと言って下さる参加者さんもおられ、再開できてよかったなぁと思いました。

対話こそ大事な時間

繋がりで広がる今後の地域社会

介護や医療の専門職は普段、患者さんや利用者さんのサービス利用等についてご相談に乗ったりする事はあっても、その家族の悩みや疑問についてゆっくり時間を設けてお話できる機会はあまりないのが現状です。
しかし、認知症ケアは単独で行うものではなく、チームで行うものだと教えられた記憶のある介護職の方は多いかと思います。
であれば、ご本人、ご家族、そして専門職や地域も繋がり合う事は、チーム形成に一番大切な所です。

医療や介護、ひいては地域包括ケアシステムというものも、こうして垣根をちょっとずつ越えて繋がり合う事で、新たな展開も見えてくるのではないでしょうか。
次回は5/11開催です! 

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