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文学フリマ東京(2022/11/20)に出店します!

タイトル通り、学生時代のサークル出店ぶりに、文フリに出ます。新刊出ます。

文学フリマ東京35(2022/11/20) | 文学フリマ (bunfree.net)
↑イベント詳細はこちらから。入場無料です!

2020年3月に卒業記念として卒論を中心に在学中に書いたお話をピックアップして、短編集として文庫本形式にまとめたのが『セナにさよならと伝えて』。これがとても気に入ったので、絶対に2作目を作るぞと意気込みつつ、卒業してからもわりかしコンスタントに小説を書いていたので、いい感じに作品が溜まり、無事1冊になりました。

この二年で書いた作品を中心に「月」というテーマで過去作も引っ張り出しつつ構成してみたら我ながらいい感じ!あらすじ紹介行くぞ。

☆かぐや姫なんて知らない/やっぱりかぐや姫なんて知らない 
落ちてきた月を拾って自分の部屋で飼っている女の子の話。カバーはずしたところのデザインはこの作品のイメージで、私のリアルお部屋をモデルに絵を描いてもらったよ。

むーんらいと♡らぶりーちゅーん
推しグループが解散して絶望していたオタク女が、歌舞伎町で「かぐや姫の生まれ変わり」に拾われる話。貢ぐ女と貢がれる女、ふたりのこと。

アリス、イン、ワンダー
白くてふわふわの守護霊ラビとともに、謎の巨大施設の廃墟に迷い込んだ私。サラが死んでしまった理由を探しながら、足を進めていく……。

花畑に棲む
花畑の真ん中にある、人間お断りの不思議なぼろ小屋を訪ねてきた魔法少女チェリ。吸血鬼のフィフィ、狼女のメイサ、魔女のリカと共に過ごした、ほんの少しのあいだの話。

夏なんてカルキのにおいだけだよ
藤沢にある冥海女学園の仲良し四人組、桜子・真由・南海・ひいらぎ。高校二年生、十七歳の眩しすぎる夏休みと甘酸っぱい恋の思い出について。

れーちゃんへ。
二十三歳ヒモ男の僕は、ひょんなことからゴスロリが大好きな「れーちゃん」二十九歳の家に入り浸ることになる。真っ黒でふりふりのれーちゃんと一緒にいて、思うこと、それから。

黒×ピンク
ピンク色と可愛いものが大好きな女子高生・五十嵐甘桃(あも)と、同じクラスのクール系女子・阿部たきび。AサイドとBサイド、それぞれの視点からふたりの短い青春をどうぞ。

さよならのあとで
元人気モデルの世奈は、芸能界を引退して早五年。自分で選んだ道のはずなのに、なんだか最近自分のことが好きになれない。職場の後輩や大好きな友達とおしゃべりしながら、少しずついろんなことを考えてみる。

月に行く
シンギュラリティを迎えた20XX年。「月に行く」とはつまり結婚することを指す言葉になった。月に行くことになった同級生のキコを、見送る話。

※☆付きのものはnoteにて公開中の作品を加筆修正して収録しています。★のものは未公開&書き下ろし作品です。

そしてこの度なんと、通販サイトを作りました。
わたしのおみせ (stores.jp)
文フリは特別価格700円で買えるので一番お得なのですが、イベント行くほどでも~とか、予定がある~という方には通販でポチってもらうことで、郵送でお届けさせていただきます!(定価800円、別途送料がかかります)
どなたでもお気軽にご利用ください。

そして通販サイトには、前作「セナにさよならと伝えて」のデジタル版もあるんですね。こちらは300円。PDF形式でダウンロード可能です。以下収録作のあらすじ。

セナにさよならと伝えて
主人公はファッションが大好きな高校三年生の來夢。ファッションに興味はないけどビジュアルが抜群の幼馴染・世奈に好きな洋服を着せて写真を撮り、インスタグラムにアップしたら、あれよあれよという間に芸能界に!ふたりで「セナ」としてぶつかり合いながらも奮闘する、可愛いお洋服いっぱいの物語。

僕の女生徒
中学生の「ぼく」は、ある日突然出会ったお姉さんから太宰治の「女生徒」をむりやり渡される。読書なんか興味なかったのに面白い気がして、そこから日常が少しずつ変わり始める。

最高気温あるいは
暑すぎる平成最後の夏に、サークルの後輩に恋をした大学生の「あたし」。花火大会、夏合宿、そして…?

まゆこ
眉子は花粉症。朝起きたら世界のにおいが消えていた。せっかくの秋なのに!そうだ、においを想像、いや創造してみようじゃないか。

ハッピーフラワーポットのために
主人公の胡桃は、友達の一檎に「デート」に誘われる。横浜で楽しい一日を過ごしながらも、どういうことなのか少しずつ気になり始めて……。

おやすみ、先生
勉強なんてしたことのなかった中学三年生女子が、ひょんなことから元担任の先生と一緒に高校受験に挑む話。

愛にまつわる
生涯共存AIと共に満ち足りた日常を過ごす主人公が、かつて子孫を残すために愛というものに振り回されていた過去の人間たちに思いを馳せる。

無重力みたいに抱きしめて
ご当地アイドル『浜辺にカタパルト』のメンバーであるチアキは、幼馴染でアイドルの泉と共演したことをきっかけに、自分の卒業について悩み始める。

ぜひぜひ、気になるものがあればデジタル版でも楽しんでいただけると幸いです。文フリでは、デジタル版を割引でダウンロードできるクーポンも出そうかなと思ってたり…あとはファッション雑誌『WATASHi』のほうも印刷できたらちょっとだけ持っていくかも…みたいな感じで準備中です。

それではブース【P-32】煮込み冷やし中華(なんちゅう出店名!)にてお待ちしております!11月20日(日)に東京流通センターにてお会いしましょう。




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