ようやく、要約できるようになりそう
前回までのあらすじ
前回の授業で、問題点を3つ見つけていただきました。
文章の要約が出来ていない
文章の密度が低い
「考えきってから書く」習慣がない
今回は、宿題で取り組んだ問題点1・3向け練習課題への講評と私の質問で1時間が終わってしまいました。(時間経つの早すぎ!)
復習がてら、今日学んだことをまとめていきます。
課題1:文章の要約が出来ていない
宿題の要約課題にコメントいただきました。
内容を理解できてはいるが、自分なりにまとめているのが良くないらしい。
小論文における要約では、以下のルールがあるそう。
要約する「人」がいてはいけない
「筆者は〜と考えている」というような表現はしない
問題文で言い切っていることは要約でも言い切る
勝手に、言い換えや噛み砕きをしてはならない
中学や高校で小論文を書いたことがある方なら当たり前なのかもしれません。何を今さら、わざわざ教えてもらうほどのことか、と思うのかも。
が、体育以外オール5の内申点や、センター逃げ切り作戦で受験を乗り切ってしまった私は、なつみ先生から教わって初めて「要約とは何を書くことか」を知ったのです。
私がこれまで「要約」だと思って書いていたものは「私なりの解釈」でした!!!!!!!!
完全に目から鱗、ユウレカ、WATER!の瞬間でした。椅子に座っていられたのが奇跡なほどです。
これまで「なんでコレ、ダメなの?」と思ってきたアレコレは、もしかしたら同じ原因なのかもしれません。要約すべきところで、私の解釈を書いていたのかも。いや、そうだ。絶対そうだわ。だって一生懸命、私なりの理解をもとに私なりに分かりやすい言葉で書いてたもん。ああああああ。(恥)
要約とは何を書くことか?が分かったので、今週はもう一度、要約課題に取り組んでみます。
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同じく小論文経験のない方向けに!教わった要約の仕方を書いておくよ
課題文を意味段落に分ける
意味段落ごとに1番言いたいことを見つけ、線を引く(=抜き出す)
抜き出した文・文節を順番に並べる
3で出来た文章の文字数を数え、指定文字数との差を把握する
指定文字数に気を付けつつ、意味段落ごとの情報の濃度が均一になるように、情報を濃く/薄くする
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課題2:考えてから書く
構成を考えて必要十分な情報を選んで書く修行のため、毎日noteを書いています。
▼参考
日々「私にとって最適な構成案とは?」を考えながら書いていて、疑問に思っていたことを聞いてみました。
Q. 構成の段階でどのくらいまで考えれば良いのでしょうか?
A. 人それぞれです。ただしーー
一般論として、構成・構成案を作るというのは何を作ることかは知っておいた方が良いとのこと。
例えば、web記事の依頼で「構成案を作って」と言われたときは、以下の内容を担当することが多いそう。
見出し(h2、h3)
見出しの中身箇条書き
見出しの意図
Q. ブログなど主観の記事を書くときと、依頼記事を書くときで、つくる構成はどう違うのですか?
A. 構成が変わるわけではない。が、依頼記事は記事の作成目的があるため、情報の取捨選択がしやすい(個人の感想です)
Q. 記事作りを漫画の描き方に例えたら、なつみ先生は、構成はどの段階だと考えますか?
A. 漫画でいうとネームだけど、(なつみ先生は)漫画を描くというより絵を描くイメージの方が近い。絵で例えるならラフに鉛筆で描いている段階。
こなしてきた記事数が多い方の考え方・捉え方をお聞きすると、ぼんやり横軸で考えていたことが縦でも考えられるような感覚になります。
特に、私は記事作りを俯瞰して見れていなかったことに気が付けました。人それぞれ、記事を書くときにどんな考え方・進め方をしているかは違うでしょう。自分はどうなんだ?を考えてみたくなりました。
多分、わたし、一皮むけました
孔子は「三十にして立つ」と言うてましたが、わたしは将来エラくなったら「三十にして要約を知る」と語ろうと思います。
現代国語の先生から指摘を受けたかもしれないけど一度も「要約とは何か」に耳を貸さなかった(だって記憶にないもん)超絶頑固な私。
やっと文章を要約できるようになりました。
ライターのお仕事としては、取材で聞いたことを要約することも多々あるそうなので、超絶実践的なスキルを身につけたと言えるでしょう。ありがとう、なつみ先生……!この小さな一歩は、私にとっては大きな一歩です……!
明日から、論文を要約してニュースにしたり、美味しかった料理のレシピを要約したり、面白かったyoutubeを要約したり出来るようになるでしょう。何でもかんでも要約したくてたまんねえぜ!!!要約バンザイ!!!
勝手に宣伝コーナー。
▼私と一緒に3ヶ月間、頑張りたい方へ(勝手に宣伝)。
なお、わたしはモニター生徒です。
注意:なつみ先生の講座は完全個別指導で、カリキュラムや目標設定、課題設定も生徒に合わせて決めているそうです。ゆえにこの体験談を読んで講座に申し込んでも、講座内容や課題自体は私とは全く異なると思います。例えば、要約課題は出ないと思われます。
私のこのnoteは「生徒に対する指導の細かさ」や「具体的な課題の設定」という点のみ、参考になると思います。
▼なつみ先生の著書。お世話になった方もいるのでは……(勝手に宣伝。スゴイ人に習ってると思うと自分もスゴイって気がしちゃうよね!)
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