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相手をコントロールしようとしていませんか?【支配欲を手放す】

こんにちは。さくです。

今回は『相手をコントロールしようとしていませんか?支配欲を手放すための名言5選』というテーマでショート動画を作ってみました。
この記事はその内容をもとに作成しています。

動画については、記事の最後にリンクを貼っていますので、ご覧いただきましたら励みになります。

支配欲を手放すための名言5選

1.己の欲せざるところは人に施すなかれ

弟子の子貢が「先生、一文字で表せる、一生実行する価値のある言葉はありますか」と尋ねたところ、孔子は「それは『恕(じょ)』だろうな。つまり、『自分がされて嫌なことは、他人にしてはいけない』ということだ」と答えました。

2.君は君 我は我也 されど仲よき

個人の違いを尊重しつつ、調和を保つことの大切さを教えてくれる言葉です。

3.俺は議論はしない。議論に勝っても人の生き方は変えられぬ 

仮に議論で勝利しても、それは相手の名誉を傷つける結果になるだけです。

多くの場合、人は議論に負けても自分の意見や生き方を変えることはなく、ただ恨みを抱くことになります。

したがって、無闇に議論を行うことは避けるべきだという考えです。

4. 過去と他人は変えられない。あなたが変えられるのは自分自身と未来だ

自分の力が及ぶ範囲に集中し、過去の出来事や他人の行動に執着しないことの重要性を教えています。

5.悩み、苦しみ、苦悩、煩悩とは何かを思い通りにしようとした瞬間に生まれる

小林正観さんは、心の持ち方や生き方についての著書を多数執筆し、多くの人々に影響を与えた著述家・講演家です。

ある日このような人生相談がありました。


94歳のお母さんが一人暮らしをしており、家を新築した際に新しいシステムキッチンを提案しましたが、お母さんは頑なに聞き入れず、20年前の古いシステムキッチンを入れたそうです。

お母さんが亡くなった後、70歳の相談者さんがその家のキッチンを使うことを考えて、新しいシステムキッチンを入れてほしかったのですが、どうやって母を説得すれば良いか悩んでいるとの相談でした。
それに対して小林正観さんは、

「誰の家ですか?」ともう一度訪ねました。
「母の家です」
「誰がそのキッチンを使うのですか」
「母です」
それでは、あなたに関係ないではありませんか?

小林正観 『人生のシナリオを輝かせる言葉』
関係ないということです

94歳のお母さんが元気に一人暮らしをして、料理も楽しんでいるってことってすごいことだと思いますし、そもそも94歳まできたら、慣れ親しんだキッチンを使いたいという気持ちはよくわかります。

小林さんは、他人や環境を自分の思い通りにしようとする考え方を全て手放し、自分がどう生きるかだけに焦点を当てることが大切だと言います。


ちなみに、小林さんへの相談ごとの98%くらいは、自分以外の人を、自分の思い通りにしたいというものだったそうです。

そこで世の中にはどんな支配欲関係の悩みがあるかを、yahoo知恵袋で調べてみました。印象に残ったものをご紹介します。

① 義父から風呂の窓を開けるよう強要されている

引っ越せばいいのでは?

義父母が所有する家に引っ越し後、義父から風呂の窓を開けるよう強要されている。義父は合い鍵で家に入り、窓を開けるなどの行動を繰り返している。投稿者は不快に思っているが、直接対処する気力はなく、義父があきらめることを望んでいる。

② 食い尽くし系の夫に一人で5人分食べられてしまう

困りますよね

取り分けてみては?と書いてありましたが、そんな対策を上回るような食べっぷりな気がしますので、知恵袋ではなく専門家へ相談されるのがいいのかなと思いました。

③ お嫁さんが帰省中に相談者が産前産後の里帰りについて尋ねたところ、お嫁さんが激怒し、帰ってしまった。

「里帰りは1ヶ月よね?産前産後2ヶ月ね?」と聞いたそうです

この相談者さんはこれまで、
・結婚式のときの引出物を決めて報告したときに「娘の引出物が一番喜ばれたのよ。」
・「男の子は一人はほしい、もし男の子が二人産まれたら三人目は好きにしたらいいよ。もし女の子しか産まれなかったら婿を取るしかないね。」
・「お嫁さんのお姉さんに結婚して15年子供がいないのはなぜ?」
などなど色々な発言があったそうです。

図解にしてみると、他人の怒りの理由を察せない共感力に欠けている人に振り回される構図がよく見えてきます。

まとめ

風呂の窓開けは引っ越せばいいのかなと思いますが、実際に厄介な義母や食い尽くし系の家族に対して、名言通りの対応ができるかどうかは、なかなか難しいことだなと感じました。

たとえ自分に非がなくても、周囲の人に振り回されることはよくありますよね。

振り回してくる他人を、何とか思い通りにしようとする瞬間に、心の中に新たな葛藤や辛さが生まれることを名言は教えてくれます。

つまり他人の言動に影響されず、自分がどう生きるかだけに焦点を当てることで、より良い未来へとつながるのではないかと思います。

最後に

私は適応障害を経験し、40代半ばで自宅でできる仕事に挑戦しています。

また、「心のリセットタイム」というYouTubeチャンネルで、心が疲れた方や傷ついた方に向けた動画を配信しています。

動画では、自分が感銘を受けた本や言葉を紹介することで、自分自身のリハビリも兼ねています。

今回の動画はこちらです。


ショート動画ですのですぐにご覧いただけます。もしよろしければご覧いただけますと励みになります。

ということで最後までお読みいただきありがとうございました。


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