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春の旅🌸吉野の吉水神社と一目千本


次は目的地のひとつの吉水神社に行きましょう。
だんだん人が多くなってきましたね。

🌸南朝皇居 吉水神社

吉水神社は元吉水院として約1300年前に役行者が創立した修験宗の僧坊でした。

明治になって神社になりました。

参拝の作法が書いてありますよ。
え?〜?驚きますね。
ニ礼十七拍手一拝だそうです。
なんと十七神のため十七拍手だそうです。

はい、数えてくださいね。
こんなにたくさんは初めてです。
わからなくなります。
4✕4+1でするといいですね。


後醍醐天皇を祭神とし、忠臣だった楠木正成、吉水院宗信法印を合祀しています。

🌸名勝 一目千本

谷を見晴らす展望台からは中千本と上千本の桜が見渡せます。
この境内からの桜の眺めは一目千本と言われます。

一目十年とも言われこの景色を一目見ると十年長く生きることができる、長寿のご利益があると言い伝えられています。
さあ一緒に見てみましょう。


うわぁ~綺麗ですね。
青空だったらなんて、文句を言ってはダメですよ。
雨がまだ降らないのはありがたいことですから。
晴れ女パワーも今日は曇りまでで限界のようです。



これでお互い長生きできるといいですね。
あなたはきっと大丈夫ですよ!


🌸書院


日本住宅建築史上最古の書院として、世界遺産に登録された鎌倉時代初期の建築の書院ですって。
中に入ってみましょう。

潜居の間

源義経と静御前が弁慶とともに隠れ住まわれていた潜居の間です。

弁慶思案の間

義経と言えば大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を思い出します。
菅田将暉さん、かっこよかったです。
でもね私は大泉洋さんが好きです。
楽しい人が好きなんですよ。
あなたのようにね。

後醍醐天皇玉座の間

南北朝時代に京都を追われた後醍醐天皇がこちらを南朝方の皇居と定められました。
後醍醐天皇はこの地で亡くなられます。
南朝がこの地とは知りませんでした。

玉座の間は秀吉さんが修繕されたようです。

ここは1594年に秀吉さんが催した「吉野の花見」の本陣となったところですよ。
徳川家康や伊達政宗や5000千人もの家臣を引き連れたと言われています。
みんなで仲良くこの美しい桜を見られたんでしょうね。

奥に見える門は北闕門(ほっけつもん)で、修験者達が無事に大峰山から下山できるように九字による邪気払いを行った場所です。
後醍醐天皇も、京都の方角の空を仰ぎ邪気払いの九字を切られていたそうです。

🌸重要文化財の数々


秀吉さんは花見の時に数多くの能面や金屏風等を残され寄贈されたそうです。


豊臣秀吉愛用の金屏風

その他義経さんの鎧や、蝉丸の琵琶、一休和尚の墨書、後醍醐天皇の御物など多数の文化財が書院にさり気なく展示してあります。

歴史を感じる品々に感動します。

🌸弁慶力釘

弁慶力釘

弁慶が親指で大釘二本を押し込んだ岩だそうです。
すごいです!

🌸犬(ペット)のご祈祷

吉水神社は犬好きな宮司さんがおられる愛犬家に人気の神社だそうですよ。
ワンちゃんの健康長寿のご祈祷もしてもらえるようです。
ペットのおみくじやお守りもありますね。


さあそろそろお腹も空いたので次に行きましょう。

ここはどうでしょう。
お昼に葛切りでもいいですか?

🌸八十吉の葛切り



頑張ったご褒美に葛切りを食べましょうね。


桜の器が可愛いです。
私は抹茶付きにしますね。
心も体も春色に染まります。

外の桜を眺めながらいただきましょう。
こちらでは注文を聞いてから作られるので、切りたての食感が味わえます。
口当たりがとても良く、しっとりした美味しい葛切りですね。

ごちそうさまでした。


最後は金峰山寺を目指して下りましょうね。
あっ、法螺貝が売られていますよ。
さすが修験道の里、吉野ですね。
あなたと一緒に吉野の地で聞いてみたいです。
願いはきっと叶いますよね。


今日もお読みくださりありがとうございます。


吉水神社については知らないことばかりで、ホームページやいただいたパンフレットを参考にまとめました。
書院の拝観料は600円で桜だけ見て帰る人が多かったですが、私は見て良かったと思います。


奈良の旅つづく

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