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不思議な体験(3)

私はとてもリアルな夢を見る。
ほとんど毎晩夢の世界を楽しんでいる。
朝起きてもかなり記憶している。

もちろん色もついてることも多い。
とてもストーリーが豊かでこっちの世界が本当の世界だと思ってしまう。 

結構ハチャメチャな展開も多いけどね。


逆に三次元のこの日常はまるでゲームの世界のように感じる。

自分が生まれる前に決めてきたストーリーにそってひとつひとつパズルのピースを集めている。アドベンチャーゲームのよう。
私はプレイヤー。

そのピースもだいぶ集まってきた感じ。
ストーリーが見えてきた。

そしてときどき夢のような現実に遭遇する。

ある夜のこと左の耳元で精密機械のような、何かを測定しているようなジーッジーッと言う音がきこえた。

そして小さな二人の人影を感じて目を覚ました。

その二人が何やら測定している機械を持っていたようだ。
なにか二人で喋っていた。

あの小さな宇宙人たちだろうか?
私の何を測っていたの?
それとも?
これは夢? 

夢ではないと思う。だって左の耳のすぐ上あたりの頭の部分に直径一センチくらいのボタンのような膨らみが出来ていた。

虫刺されではない。
たんこぶではない。

宇宙人がインプラントを入れる話を聞いたことがある。
まさかね。

私は良い方向に考えることにした。
これはきっとドラえもんのポケットみたいなもんだと。

あとからもしかしたらこれが理由?という出来事が起きるのだ。

それはまた。


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