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社会人1年目の教科書

https://books.rakuten.co.jp/rb/11166340/

ご存知の方も多いでしょうが、
『入社1年目の教科書 』(岩瀬大輔著、ダイヤモンド社)の著者は、
入社1年目の新人が最初に目指すべきは、
「同僚や周りの人たちから信頼される人」だと主張しています。

私もよく信頼残高を意識して貯めてもらいたいと
若いスタッフに伝えています。

新たに組織に加わった人のことは周囲の人たちはよく見ていますし、
評判は瞬く間に社内外に伝播してしまいます。
「信頼」はビジネスパーソンとしてもっとも大切な資産であり、
それを構築していくことがキャリアを積んでいくことそのものなのです。

信頼される人には仕事が多く回ってきます。
そうするとおのずと成長の機会も増えます。
そしてさらに信頼を獲得することになります。
早く成長したいのであれば、まず周囲からの信頼を勝ち取ることが
不可欠なのです。
(「はじめに 入社1年目のあなたが最初に目指すところ」より)

ですが、
若いうちはどうしても自分のことに精いっぱいになり、
学校の宿題と仕事の期限を一緒になってしまっていて期限を守らない、
自分の中で網羅思考になってしまい提出が遅い、
自分がやりたくない仕事に対して納得感がないためやる気がなく仕事をする

など、
まだまだ学生と社会人の違いを理解せず、
組織で働くという事を理解できていない人が多いようにも見受けます。

このような行動をすればあなたも周りから認められますよ!
とわかりやすく書かれている本なので、
要約させていただきます。

1頼まれたことは期限内に必ずやり切る

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そもそも、頼まれたことを必ずやりきるなんて当然のこと。
ところが現実的にその後なにも言われないとやらない人が少なくないのだそうです。
しかし上司は部下のそんな姿を、あえてなにも言わずに見守っているのかもしれません。
だからこそ、ひとつひとつやりきることで、信頼を積み重ねていくべきだという考え方です。

与えられた仕事について上司が催促してこなかったとしても、
それはその仕事が重要ではないということではありません。
どんなに忙しい上司でも、新入社員に頼んだ仕事のことは覚えているもの。やる必要がなくなった場合は、なにか言ってくるはず。

次から次へと仕事が飛び込んできて、
どれも中途半端になってしまうこともあるでしょう。
そんなときは、優先順位を確認することが大切。
そして、上司や先輩に相談すべき。
自分では中途半端だと思っていた仕事が、実はOKだったということもありますし、どんどん聞いてみるべき。
1人で抱えて動けずにいるのはNG。

自分の行動をチェックしてみよう

・頼まれた仕事をやりきっている→
とにかく最後までやることを意識していますか?

・誰からも催促されず、期間内にやりきっている→
催促しなければ頼んだ仕事をやらない人に、上司や取引先などは積極的に次の仕事を頼みたいと思いません。

・途中で、質問や経過報告を入れている→進め方などがわからず、1人で仕事を抱え込み「放置」(塩漬けに)していませんか? 不安があればすぐに相談しましょう。

2ー50点でかまわないから早く提出しよう

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○○のデータを調べてレポートでまとめて」と言われたら、
箇条書きでもサイトのプリントでもいいので「必要な素材」を集め、
上司にいったん確認してもらうことが大切。
方向性は間違っていないか、素材に過不足はないかなどの判断を、
相手ができる段階が50点。
新入社員にとっての「100点」の出来は、上司から見れば70点もらえればよいと理解しましょう。

なお、忙しい上司の手を止めさせて、
1回1回フィードバックをもらうのは気が引けるかもしれませんが、
的確なアドバイスをするのが上司の仕事。
ていねいかつ明確にこちらの要求を伝えれば問題はないです。
ですが指摘されるのを嫌がり提出が遅れるのも若い社会人のあるあるですね。

自分の行動をチェックしてみよう

・完璧にやることより、すみやかにおこなうことを心がけている→
完璧にやろうとするがあまり、時間がかかりすぎてしまってはいませんか? 途中で見せる勇気も、ときには必要です

・先輩や上司のフィードバックを適切に得ている→
「このような進め方でよろしいでしょうか」とか「
こうしようと思っていますが、アドバイスをいただけますでしょうか」
など、上司に一声かける習慣をつけましょう。

3つまらない仕事はない

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どんな仕事も自分のとらえ方次第で、価値あるものに変えることができます。

・単調な仕事であっても、楽しくする方法はいくらでもあるもの
・つまらない仕事だと思っていると、モチベーションが上がらないため作業効率も上がらないこと。
・そもそも、その仕事の「意味」や「目的」を理解しているか問いなおすべき。それらがわかると、自分なりの工夫ができるから
・たとえば「取引先向けに資料はクリアファイルに入れて渡す」など、
自分なりの工夫や提案ができる人はどんな仕事を通じても成長が可能。自分なりの付加価値を出せる人だということ。

若いスタッフがが任せてもらえる仕事は、
つまらないものばかりだと思うかもしれません。
しかし、やりがいのある仕事をするためにも、
いま目の前にある仕事を誰よりも速くやりきることが大切。
そして、「次はなにかありますでしょうか」と、
上司から次々と仕事をもらい経験値を上げていくことが意味を持つわけです。

慣れてきたら、「こうしたほうがよいと思いますが、いかがでしょうか」など、自分なりの付加価値をつけていくと、
やる気があって前向きに仕事に取り組む人だと評価され、
「もっと大きな仕事を任せてみようか」と思われるかもしれません。

自分の行動をチェックしてみよう

・基本はしっかりできている→
レシピなどの差異、細かい雑務、発注や仕込みなどにミスやモレはありませんか?
プロフェッショナルほど基本を大事にしています

・単調な仕事は「時間を決めてやる」など自分なりに工夫している→
どんな仕事でも、工夫次第で得るものがあるはずです

・なぜその仕事をするのか、「意味」や「目的」を理解している→
言われたから仕方なくやるのではなく、
その仕事の意味を理解するだけでも・見方や価値観が変わるかもしれません。

他にも50のルールが書いてありましたが、
その中で抜粋したものも張らせていただきます。

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