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なんかモヤモヤするって思ったら本棚回転数を上げてみる

なーんか変化がなくてつまらない。毎日の繰り返しでモヤモヤする。こういう心の持ちようは定期的にくる。そんな時の私の処方箋は、「本棚の回転数を上げること」だ。

回転数とは。

それは、入れては出し、入れては出しを繰り返すことだ。日々に変化が感じられないということは、新しく自分に入ってきているものがないこととイコールだと思う。だから無理矢理新しいことに触れるために、今の本棚にある本でもう読まなそうなものを手放して、本屋に行って平積みされていてビビっと感じた本を買ってみることにしている。

そうすると、新しい作者との出会いや新しい視点との出会いがあり、そんな「新しい」なにかを取り入れた自分で過ごす生活は、さらに「新しい」ものとなる。そうこうしているうちに、当初感じていたモヤモヤはいつの間にか消えて、また楽しい日々が始まっていると気づく。


本棚は自分の頭の中を表しているともいえる。勉強しようと思って買ったけど出来なかった資格本。読んで感動したからまたいつか読もうと思ったけどなかなか2回目の機会がない小説。

一回、思い入れの少ない本やしがらみになっている本から手放してみるといい。本は幸いにも絶版ではない限り、「置いておけばよかった!」と後悔したとしても、手軽にまた買うことができる。だから、気軽にやれるはず。

ちなみに、私が最近手放したのは資格本とエッセイ。3冊を手放して、本屋で新しく4冊買った。そして、買ったそばからぐんぐん読み進め、もうそのうち1冊はメルカリに出している。

頭の中を停滞させないように、そして大事なものはそっと取り置いて、次の人に本のバトンを渡す。これからもずっと続けていきたい処方箋。


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