4月30日(木) もう行くことのない場所をめぐる
昼食:パン(買い物のついでに公園で食べた)
夕食:アクアパッツァ(メバルとチダイ)、白いんげん豆とソーセージの煮込み、キウイと豆苗のサラダ、パン
区役所、コーヒー豆屋、酒屋に行く
1月に膝の前十字靭帯再建手術をした件で、高額医療費制度の払いすぎている分が戻ってくるという通知が届いたので、区役所で手続きをする。事前に限度額適用認定証をもらって手続きしてたんだけど、それでもまだ返ってくる分があるのか。
区役所までは20分ほど歩いて行く。混んでいたらどうしようと思ったが、そうでもなかった。それでも、転居の手続きなども一緒にしたら1時間ほどかかってしまった。もうここに来ることもないだろう。ここの区役所は新しくてよいところだったな。しかし国民健康保険の「世帯主」が主体の仕組みはなんなんだろうね。通知は世帯主宛に送られてくる、返金の振込先は世帯主の口座しか基本許可されない、手続きには世帯主のマイナンバーが必要。保険入ってるのも保険料払ってるのも私なんだから、世帯主関係なくない?
区役所からさらに先へ歩いて、コーヒー豆屋に行く。コーヒーの消費が多く、GLITCHの月1定期配達の豆がなくなってきてしまったのだ。そこで、家からまあまあ近い(といっても40分くらいか)、豆を焙煎してくれる店に来た。2つ豆を選び、焙煎してもらう間また別の店へ。今度は酒屋に行く。
その酒屋は、4月11日に日記にも登場した酒屋である。4月19日にもまた東海道BEERと日本酒2本をオンライン注文して、にわかヘビーユーザーとなっていた。そしてついに、実店舗に赴くこととなった。
店舗で買ったものを「ご近所デリバリー」で配送してもらいたかったのだが、それはできないとのこと。通常時には、飲食店に配達しているところを個人宅に切り替えて運用し始めたばかりで、多品種の配送には対応しきれていないのだとか。オンラインで注文できるものには限りがあるから、実店舗で買ってみようと思ったのだが、そういう理由があったのか。
というわけで、オンラインで買えない商品を、持ち運べるだけ買うことにする。忽布古丹醸造のビール(330ml)を3本、いづみ橋の直汲み無濾過生原酒(720ml)を1本。こういう酒屋、引越し先の近所にあったらめっちゃいいけど、たぶんない。品揃えが良すぎる。宅配なら、全国どこからでも頼めるのでご興味ある方はどうぞ。
急に暑くなった
この日の東京の最高気温は23.9度。急に気温が上がり、長時間歩いたら汗だくになってしまった。そのなかでも、老人が散歩しているところに度々出くわし、体調がわるくならないか心配になってしまった。てか、みんなやたら散歩してるね。
家に帰ると夫が半袖の服になっていた。夫の家着は、夏用と冬用の2着しかない。半袖が登場したということは、もう夏なのである。
と書いたら、夫から「冬の家着は確かに一着だけど、夏用は4着あります」と申告があった。お詫びして訂正いたします。
アマビエブームを冷めた目で見る
酒屋にアマビエがラベルに描かれたビールが売っていた。店内にはそれを目当てに来たというお客さんがおり、一人で6本買っていった。酒屋さんはアマビエのことを、そのビールの取り扱いをすることになって初めて知ったとのこと。わざわざそのビールを買うために来たお客さんを見て、ブームの大きさを実感したようだった。
私はそのやり取りを聞いていて、アマビエを知らなかったという酒屋さんに好感をもち、わざわざビールを買いに来たお客さんに冷めた気持ちを抱いた。というのを自覚して、どうしてだろうかと考えた。
おそらく私は、アマビエブームのことを良く思っていない。文明が退化しているように感じるからだ。縄文人が土偶作ってたのと同じことしてるわけでしょう。神だか妖怪だか知らないが、何かにすがる、祈ることで状況の好転を期待する、そのこと自体が無意味だと思う。厚生労働省がアマビエを使った広報をしていてげんなりした。ほかにもっとやることがあるだろう。
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