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我慢して生きるほど人生は長くない

おはようございます。
最近、読書中毒のさきしまです。

今日は書籍レビューを書きたいと思います!

今までの書籍レビュー

実は書籍レビューについて、
以前にもnoteへ投稿を試みたこと何度かあるんです。
しかし、その度にうまくまとまらずに断念していました。。

文章をギュッとまとめて、なおかつ自分の意見も含めて書くのって難しいですよね。
「僕もそう思いました!」という感想だけで完結しちゃうんです。笑

「あやうく一生懸命いきるところだった」

「がんばらないことをがんばると決めた。」

この辺を読んだ時に
これは面白い!ぜひレビューを書きたい!
と思ってパソコンを開きます。
しかし、この良さをきちんと紹介しなければ!と張り切りすぎて、気づけば疲れてやめている。笑
そんな繰り返しで全くできていませんでした。。。


まぁしかし今日はリラックスしてやります!
本を読んで感じたことを忘れないようにnoteに残すイメージです。
どなたかの参考になれば幸いです!

最近の書店での本選び

まずは選んだ経緯から簡単に。

最近は本を書いていることもあって、たくさん本を読みます。
ネットで探すというよりもやっぱり書店派。
自分の好きな本を探すあのワクワクはネットでは味わえませんよね。

今回紹介する本も含めて、最近このジャンルに思うのはタイトルの秀逸さ。

「あやうく一生懸命いきるところだった」
「がんばらないことを頑張るってきめた。」
「我慢して生きるほど人生は長くない」

なんか書棚に並んでるだけでぐっと引き寄せられる。
どのセリフも等身大で、状況をイメージしやすい。
その中にある少し引っ掛かりある言い回し。
それが共感と興味を絶妙に誘うのだと思います。

またそれは他の書籍との対比でそう見える部分もあります。

「〇〇心理学であなたを楽にする」
→もう自分が患者のような扱いを受けているようでしんどい

「引き寄せの法則 〇〇」
→読めばそれなりに面白いんだろうけど抽象的そうで解釈に疲れそう。

「あなたは幸せ」
→怪しすぎる。最後に壺を買うリンクが張ってありそう。

これらのタイトルの横に先の3つが並ぶと、それはそっちを選んでしまいますよね。笑

ということで今回はこの本を手にとりました。

我慢して生きるほど人生は長くない

著者は秋葉原でメンタルクリニックをやってらっしゃる鈴木祐介さんです。
この本以前にも、何冊か出されているようですが、私はこの本が初めてです。

書店で見かけた時、この脱力系タイトルは間違いないと思って手に取りました。

そしてさらっと読んでみる。
すると読みやすいし、書いてあることが現代を生きる僕たちにマッチしていて、言葉が染み渡る!

即決で買い、家でゆっくり読みました。

読んでいて印象深い言葉を中心に書きます。

・今、生きづらさを抱える人が増えている背景には、これまで信じられてきた「幸福へ続く物語」が、徐々に誰にでも当てはまらなくなってきたことが挙げられます。

・「幸せな状態」とは、「自分が紡いだ自分の物語」に、自ら疑念や欺瞞を抱くことなく、心から納得し、その物語に全力でコミットできていること

・自己肯定感を得づらく、生きる意味を見つけづらくなっている。
それは多くの人が、他人や社会が決めたルールを受け入れ、自分のルールよりも優先させ、必要以上に我慢しているからです。

・違和感を自覚し、受け入れ、「自分がなぜ、どこに違和感を覚えたのか」をきちんと考えることは、自分や他人についてより深く理解する、大きなチャンスです

・競争に勝つことで得られる幸せは、決して長続きはしない。

・会社や社会が「是」とする価値観は、あくまでも他人の都合で考えたものであり、自分を本当に幸せにしてくれるものとは限らない

・「我慢は美徳」という価値観は、あなたの本来の感情を感じる機会を奪い、抑えつけ、今のあなたに本当に必要なものを判断する能力を奪っています

・やりたいことや自分に合うルールを探すのではなく、まずは自分が「嫌だ」「苦手」と感じるものを整理していく。
その先に、自分に合うものややりたいこと、自分のルール、真に自分らしい生き方などが見えてくる

・「自分のルールでいきる」「自分の物語を生きる」というのは、結局のところ、「自分を喜ばせる時間やエネルギーをできるだけ増やしていく」ことではないかと私は思います。

・「やりたいことが見つからない」という人の多くは、もしかしたら「他人に押し付けられたやりたいこと」に目くらましをされているのではないか

・自己肯定感というのは「完璧でなくとも優秀でなくとも競争に負けても、自分はこれでいい」「自分は自分であって大丈夫」という感覚のこと。

・「人生」という物語には、「出来事」の部分と「解釈」の部分がある

・「休む」ということを真剣に考えるうえで、「誰の為でもない、自分だけを喜ばせるための時間や価値観」を育てるのは、本当に大切なことです。

我慢して生きるほど人生は長くない

ほんとにどの言葉にも違和感がなく、自分の中に染み入ってきました。

いままで教わってきた幸せに違和感を覚えることが増えてきた自分にとっては良いタイミングで出会えた、マインドチェンジの本だったなと思います。

「自分の物語」を歩くために、自分の存在を認め、自分の感性を大切にして日々を過していきたいと思える一冊です。

その他にも自分を大切にするNOの伝え方、相手とのコミュニケーションに大切な「アイ・メッセージ」、あなたが合うべき人の具体的特徴など、明日から実践できるようなことも多く紹介されていました。
抽象的的に終わらず、アクションプランまであるのはモチベーションがあがって良いですね!

今の暮らしや働き方に違和感を覚える、どんな方にもお勧めできる一冊だと思います!

ここでお知らせを。

ひっそりやっている「休職ラジオ」ですが、次回の放送テーマは「休職/離職/休学中にあなたが出会った一冊」です!
ぜひコメント欄にて皆さんのおすすめの本とお気に入りポイントを教えてくださいね!

休職ラジオ
2月21日(月)20:00~
Twitter上スペースにて
https://twitter.com/i/spaces/1BdGYwVEeByxX

それではまた!

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