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自分の仕事の真ん中にあるものを抽出すること

自分の仕事や働き方や生き方のもっと根本的なところから捉え直していく必要がある。今自分に纏っているものを履いで、本来の自分の芯を捉えていく必要がある。


そんな感覚になっていたのは、会社員で出産後に復職して働く中で思って行ったことだった。(もちろん、当時はここまでの言語化もできていない)


前回の記事で、いつでもひとりでやっていける個人が集って、チームとして仕事をする時の結束感やひとりでできるのにわざわざあえて集まる意味があることってとても意味のあることだなと感じていたのだけど、


(前回の記事はこちら↓↓)


このイメージは私自身大学生の頃からあった。

それって何でそう思うようになったんだろうと今振り返った時に、
大学生になって自分のその先の仕事という進路を考えなければなくなった段階で、初めて突然、

「ここからは個人だよ」

って示された感じがした衝撃があった。



それまでって、私自身は地元で小学校から塾に通って中学受験を経て、中高時代は運動部に明け暮れて、また猛勉強して大学受験に臨んだ。

それぞれの時代に、それぞれ上か下か勝ったか負けたかを数字で測る物差しみたいなものがあって、その時の自分をそれにはめて、もっと上に行こうとして「頑張る」をしてきた時代。

それが突然、「じゃあ、あなたの将来の進路は?」になると、その物差自体を自分で決めるか、選ぶか、つくるかしなければいけないんだ!のびっくりというか。


そこで頭が真っ白になったかたち。
途端に何を目指せばいいのかがわからなくなったのが私の大学時代だった。


一概に大企業に就職すれば幸せなのか、お嫁さんになるのが幸せなのか(言葉が古い笑)、そんなことじゃない気がする。
じゃあ自分が何を基準にものを選ぶのか、ましてや自分の人生の道なんて。
これからは、これまでの時代に社会に敷かれていたような一つの価値観みたいなものはなくなる。


その時に大事になってくるのは、個人が自立していることが必要だというどちらかというと危機感。


それから10年。
その「自分の基準」に対する答えは私の中で確信が持てるものが得られず、
とにかく社会人として、基礎体力を鍛えながら走ってきた時代。


、、といえば、多少かっこよく聞こえるけど、実際には、
その時に感じていた「自分の基準」を捉えることを一旦放棄してただただ目の前のことに一生懸命取り組んだ時代だった。


そして今年。
コロナの影響も大きくて、確実に時代や社会のあり方、働き方や生き方が大きく変わって行っていることを否が応でも肌で感じる。

それは、これまでの社会全体に共通していた価値基準や通年や、枠組みそのものがひっくり返されてきたこと、何でも選べる分、その膨大な情報量と選択肢の中から何を選ぶかの基準は完全に個人の「基準」に委ねられていること。
その選び方やあなたの生き方については、あなた以外に考えてくれる人はいないということ。

そういう時代になっていった時に、
「あれ、自分は何に生きてんだっけ?」「なんでこれやってんだっけ?」
っていう根本的な疑問が湧いてくるようになる。

これが「もやもや」ってやつ。

だからこそ、その時に大事なことは、自分が何を大事にして生きていたいのか何に向かっていきたいのかということを個人が自分の内面にちゃんとアクセスできていて、

それを自覚して、
それを実現できる道を自ら主体的に選ぶことができる状態であることがとても大事なことなのだと思う。


そしてその大事にしたいものやことは人によって違う。


何をしていきたいのか、それが具体的な仕事内容の人もいるし、
何をやるかは何でもよくて、こういう働き方は外せないとか、
大事にしたいことは何かという、内容も次元も人によって違う。

例えば、私の場合は、

中学高校の教師をしていた時にその道を選んだいちばんの理由は、
この大学の時に痛感した、
自分の価値を自覚して、他の誰でもない自分の基準を持って自分の道を生きていくことが大事なんだということを伝えたい気持ちがいちばん大事なところだった。

一方で、
でもそれって現実には、いくら「自分らしく」と言われて実行したとしても、働いて食べていかなければならない以上、「自分らしく」いてもちゃんと収入を得られていないとただのきれいごとになる。

そこで、企画開発・法人営業という仕事で、経営やビジネスや売上を実際に会社やクライアントさんに対して作っていく仕事を選びとってきた。


これで言うと、私の場合のこれまでの経歴では、

「学校の先生」と「企画開発・法人営業」をやってきました


というものになるのだけど、


そこにある私の大事にしたいことというのは、

人が自分らしく生きながらも、それが同時に社会に価値を提供していてしっかり収入を得ていくことができている状態を作っていくこと
を提供していきたい

ということになる。


これは、同じ「学校の先生」でも「法人営業をしてきました」という人でも、
なぜそれをやっているか、やってきたかは人によって全く異なる。

自分が選び取ってやってきた仕事の芯にあるこういう概念をこうして取り出した時に、
私のこれを丸ごと実現する仕事が、今やっているブランディングの仕事だった。

人が自分らしく個性を発揮して生きながらも、それが同時に社会に価値を提供していてしっかり収入を得ていくことができている状態を作っていくことー



今は、これは具体的には独立する人や起業しようとしている人に向けてサポートさせていただいているけれど、このあたりはこの先、社会の流れも含めてもっと柔軟なものになっていくと感じている。


だって、ここの本質は、起業するか会社員か副業かのいわゆる「雇用形態」は関係ないから。

ここが大事なのは、どんな立場の人であっても、これからの時代を生きる人にはみんな共通して必要なことだからだ。

自分が自分の道を主体的に選んでいく時代。

あなた自身が自分の歩む道の価値基準を自覚して持つ必要がある。

それは、同じ人物でもその人の成長段階や年代によっても変化する。
もしかしたら同時期にやりたいことは一つじゃないかもしれない。


だからその時々で、「今の自分が」どこに身を置いて何をしていくのかを考えて、自覚して現実を選び取っていく、あるいは作り出していく必要があるし、

そのためには、自分の価値や個性を追求することを避けて通れない。

そう考えていくと、やっぱり、
これからはこれまで以上に、人と比べて単純に優劣をつけることそのものに意味がなくなる。

この感覚に思考や働き方の観念をアップデートできるかどうか。

自分だけのこれにアクセスできるかどうかがとても大事なことになっていく。

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