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雪曇りの日に美女を思う【壇蜜著:噂は噂】

どうしようもなく頭が働かない日がある。

文章を書くことも、筋道立てて話すことも、まぁできない。
何かを読んでも、頭の中にもやもやと固まるだけで、ビビッドな感動や”わかった!”感がない。
でも、読んだ内容は一応頭に入ってはいて、頭が動き出せばクリアーに収まるべきところに収まるので、焦らないようにしている。

生理周期や天候なんかのせいもあるけれど、いろんな要素が混ざり合ってていまいち予測ができないのが困るところ。
あらかじめわかっていたら、前もって仕事を進めたり、その日の予定を軽くしたりできるのに。

とはいえ、そういう日はジタバタしても事態は好転しないので、諦めてできることだけをする。
いつもよりスピードは遅くなるけれど読もうと思ってた本を読んだり、書類の整理をしてみたり、古い靴下やタオルを捨ててみたり。

今日はまさにそんな一日で、壇蜜さんの新刊「噂は噂」に出てきそうな日だなぁ、と思い、私の生態と壇蜜さんの生態の共通点を思った。
見た目はずいぶん違うけれど、身体のよわさと社会との折り合いのつけ方は似ている気がする。
あと、ねこを飼っているところも。

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