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31歳現在、これまでのお仕事と部屋の記録。(自己紹介)

こんにちは、早です。

先日、誕生日で31歳になりました。31歳だって!!大人じゃん……。

しかし大人らしさはまったく出ず、毎日毎日家を改造したり衣装を作ったり、本業(一応IT企業勤務)もそこそこに、自分の身の周りのかわいいものや素敵なものを増やすための活動ばかりに精を出しています。

基本的には自己満足の極みなのですが、その甲斐あってか、この前はベランダ改造Tweetがバズって、それに合わせてインテリアのマニアックなnoteもたくさん読んでもらえました。おかげで、最近知ってくれた人が少しだけ増えたような気がするので、自己紹介も兼ねてこれまでの自分(と今の部屋)を記録しておきます。

これまでのお仕事まとめ

さらっと、いままでのお仕事の経歴をまとめると、

プロ競技ダンサー→フリーランスダンスドレスデザイナー→SmartNewsコンテンツ運用のなんでも屋→海外ファッションEC BUYMAのカスタマーマーケティング(今)

みたいな感じです。なんのこっちゃわからんキャリアです。誰に話してもは???ってなるので最近は説明することを諦めています。

いまのお仕事(IT企業勤務)

現職では、CtoCサービス上で行われるさまざまなユーザーのやりとりや情報(出品商品とか取引とか出品者とか)をSQL書いたり目視のチェック作業を作ったりして引っ張ってきて分析して、人とシステムと両方の運用をいい感じに最適化して健全な流通を作る、みたいな立ち位置をしています。って書いてみてもなんやらよくわからないですね…。

スマートニュース時代は、こちらの亮さんの記事に書かれているところの、Content Opsに当たる部分をあれやこれややっていました。半年前の2019年末で退職、転職して、当時学んだことをECに横展開してみているのが今という感じです。

スマニューには2016年にアルバイトで入って途中で社員にしてもらいました。まったくの未経験のちんちくりんなんちゃってフリーランスだったのに、知人の紹介の力と雰囲気で採用されてしまい、インターネットもメディアも何も知らない、どころか「会社で働くのなにそれどうやるの」状態だったので数年間けっこう頑張った気がします。

アルバイトなのに管理画面の開発の要件定義やったり、運用ルールの改善や機能開発を勝手に進めはじめたり。何しててもほぼ注意せず見守ってくれて、しかし大失敗する前にすかさずフォローして教えてくれるという寛大な上司の元でのびのびといろいろやらせてもらえて、とっても楽しかった。

新卒プロダンサーとフリーのドレス屋時代

「新卒会社員」というのをやったことがないままに社会に出て、その流れで転職していまも企業で働いてはいるのですが、基本的に会社員をやることにあまり自信がないです。「最近の若者は常識がない」みたいなエピソードを聞くと、えっ自分大丈夫かな気づかずにやばいことやらかしてないかな、と、もう若者という歳でもないのにいまだにそわそわしてしまいます。

それも元はと言えば、大学3年生のころに就活を辞めてから。当時、ダンスや舞台やファッションやインテリアやエンタメやアート的なSomethingへの憧れを持ちながらも周りに流されて就活をしていて、しかしまったくピンと来ておらず、というそんな最中に震災が起きました。大災害を目の当たりにして、感受性豊かかつ世間知らずの20歳の私は「これでもし今死んでたら、就活してるのぜったい後悔するんじゃないの?」と思って、あほらし、やめよ、とあっさり辞め、リクルートスーツを封印し面接を断って、黒染めした髪を再び金髪に染めて競技ダンスに熱中していました。そしてそのままの勢いで卒業後は一瞬プロダンサー(という名のただの社交ダンス講師)をやりました。ちなみに、大学時代は競技ダンスで全国3位までいっています。そこそこ結果を出していたので、当時はダンサーで食っていけると思っていたんですね。

だけど、まあ〜ダンサーって稼げないんですよ。特に女性は、お客さんがいない。それにダンスで生きていくということは他のすべてを犠牲にしてダンスに人生を捧げるということですが、飽き性であちこちに興味が移ってやりたいことが尽きない自分には、ちょっとその生活ができなかったので、さくっと諦めて働いていたダンス教室を辞めました。

就活してない、唯一仕事になっていたダンスも辞めちゃう、で客観的に見るとだいぶやばいのですが、大学生のころから自分のドレスを自分で作っていたので、「それならドレス屋さんやればいいんじゃない?」と思い立って今度はフリーランスのドレスデザイナーになりました。

その時の考えたことややったことの様子はこちらのマガジンに書いています。5年近く前なのでだいぶ昔ですね。今思うと、我が事ながら無謀。思い切っている。この思い切り、ちょっと欲しい。

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しかし、しばらく専業をしたあと、さすがに会社員もまともにやったことないフリーランスきっついわ、となって、先程書いたようにスマニューに入って今です。ドレス屋さんは現在はほとんど活動していませんが、知り合いや紹介でたまに作ったりしています。写真は今年頭に作ったウェディング用のダンスドレス。かわいい。

6回の引っ越しとインテリア狂い

こんな感じでキャリアだけでも怒涛の20代ですが、プライベートもそこそこいろいろあり、結婚と離婚と同居と別居と再婚(事実婚)をしました。人間と一緒に住んだり別れたりを繰り返すと必然的に発生するものが、そう、引っ越しです。最初に実家を出た時の一人暮らしと合わせて、合計6回の引っ越しをしています。ひとり暮らし・同居・ひとり暮らし・同居・ひとり暮らし・同居、ですよ。頭おかしい。人との同居は、くれぐれも慎重に。

ベランダTweetやインテリアのnoteから私を見つけてくれた人は、あれ、インテリアどこで出てくるんだ?と思われているかもしれませんが、このへんで出てきます。引っ越しせざるを得ない込み入った事情+自宅でアトリエを持って仕事をしている期間が4年くらいあったことから、引っ越しのたびに住環境への関心は高まるばかり。

最初はぜんぜん思ったような理想の部屋を作れなくて、引っ越しとなると「今度こそ!」とインテリアを研究していろいろ試してきました。(インテリアよりも他人と一緒に住むことを今度こそと思って頑張ってほしいところですけど、まあそれは置いておいて……。)しかし、毎回の引っ越し代がかかるのはもちろん、フリーランスやアルバイト生活の時代が長くお金がなかったので、工夫でなんとかしようとDIYに目覚めました。そこは独学の手作りドレスで生計を立てていた人間、得意分野です。

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そうして作ってきた歴代の部屋たちがこちら。

見ての通り、カラフルでにぎやかで、海外のデザインアパートみたいな見ていて楽しいインテリアが好きです。

なかなか思ったような部屋を作り上げるのは難しくて、いったいおしゃれな部屋ってどうなっているだろうな??というのを最近はずっと考えています。素敵なお部屋を作る法則が絶対にある。それを解き明かそうと書いているのが上記の記事を始めとしたインテリアマガジンです。(ぜんぶ無料です)

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最近バズったベランダガーデンDiyについては、こちらのマガジンにまとめています。ネットで買える材料で作れます。日本のベランダで育てるのに適した観葉植物のおすすめもどうぞ。

「3次元のものの美しいデザイン」

そんな感じにあっちこっち行っている人間ですが、共通する関心ごとは「3次元のものの美しいデザイン」になるのかなと思います。ダンスも、ドレスも、お部屋も、人間が中心にいて、それを空間でどう見せるのかという活動です。最近は3次元のデザインを扱う中で必須になってくる技術、3DモデリングやCADにも興味があって、いろいろ触ってみているところです。ここでTech企業で働いていることがつながって生きてくるかもしれないな、生きてきたらいいな……と思っています。

いまのお部屋

最後に、いまの段階でのお部屋の写真を載せておきます。

この家に引っ越して1年、まだまだきれいに仕上げたところばかりではないので、実際に見ると雑然としてて適当な部分もありますが、こうやっていいところだけでも写真に残しておくとテンションが上がります。自分の部屋を片付けたらぜひ写真を撮っておくといいですよ。

おしゃれだったりかわいかったり美しい完璧な家は憧れですが、完璧であることよりも、何より自分が居心地が良くて、愛着が持てる家を作れたらいいなあと思います。そのためのお手伝いをする活動も今後は少しずつやっていくつもりです。

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ピンクと水色のラグが存在感を放つリビング。

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ロスコのアートポスターとパシフィックファニチャーのダイニングテーブル、エメコのネイビーチェアでちょっとヴィンテージな質感に仕上げたダイニング。奥の棚は中目黒にあったリサイクルショップにて。

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ダイニングの向かいのピアノ。実家から運んできたピアノは中1からずっと弾いている長い付き合い。ギターはあまり弾けないけど、数年前にまだピアノを実家に置いているときに、どうしても楽器が欲しくて勢いで買ったもの。

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リビングの奥に設置したデスク兼メイクスペース。イームズのナウガレザーのチェアは、クッション性があるので座り心地がいい。棚は無印の本棚をペンキで塗って、有孔ボードと組み合わせてDIY。

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まだまだ未完成なベッドルーム。。ベッドカバーは一昨年行ったアメリカのAnthropologieにて。最近日本版サイトがオープンしたので要チェックです。ベッドルームはガラッと模様替えしたいなあ。

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クローゼットが夫婦で1つしかなく、洋服が溢れてきたので春夏の1軍服を外に出してきれいに掛けたら、「私かわいい服持ってるじゃん!!」と思えて物欲が減った。服を買っても買っても欲しくて困っている人は、見えるところに美しく並べてみるといいかも。持っているものを愛して生きていきたいね。

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ちょっと昔の写真なので変わっている部分もありますが、2Fのアトリエ部屋。右側に作業テーブルがあって、ミシンなどが置いてある。奥の窓からDiyしたベランダに出れます。床に敷いているラグは2018年に行ったモロッコ旅行で値切って値切って買ってきた。

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本棚がカルチャー臭にあふれているのは、この家で唯一同居人の気配がある部分。

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そしてベランダ。植物がどんどん茂ってきた。草花を育てるのは、手入れは少し大変だけど、それに勝る喜びがありますね。


31歳、工夫して楽しく生活していきたいと思います。

今後もよろしくお願いします。

たのしいものを作ります