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まだまだ!ジャンル迷子オンリーに参加します。

2022/09/10(21:00)-2022/09/11(20:30)にpictSQUAREにて開催されるオンラインイベント、まだまだ!ジャンル迷子オンリーに、片足靴屋/Sheah sidheというサークル名で参加します。ジャンル分けをしようとすると迷子だなあと制作者がとらえる、頒布あり展示あり、いろいろな形態の作品が集うイベントです。参加者の作風が詰まった『冒険』がお題のwebアンソロジー、表紙の一目惚れから何かがはじまるかもしれない装丁まとめ、などなど事前企画も充実。なお、サークル側ならびに一般参加どちらであっても、参加にはpictSQUAREのアカウントが必要となります。

また、冊子という形態で作品をならべている当サークル、このたびのイベントにおいて、頒布は架空ストア様にお世話になります。委託手数料等加算頒価であること、ご了承ください。こちらが現在、架空ストア様におあずけしている作品となります。

当サークルは、webアンソロジー『冒険』には「砂塵と寄り鯨」という短編で、装丁まとめには『人魚のかたり』で参加しています。

なお、まだまだ!ジャンル迷子オンリー、8/31まで参加受付中です。気になったよという方で迷子な作品をおもちの方、いかがでしょう。

ここからは、おしながき(予定)になります。いまのところ『人魚のはなし』『道化と偽王』『手品師と人魚』『人魚のかたり』『ゆめのとぐろ』の下記幻想冊子五種類となっています。もし増えたりするようなことがあれば都度追記しますね。

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西洋幻想文学っぽい短編集『人魚のはなし

いつともしれないそのとき、どこともしれないその土地。船乗りに嫁いだ人魚はしあわせに暮らしておりました(表題「人魚のはなし」)。泡と消えない人魚、妖精に愛された詩人、約束に食らわれた学者。夜の夢と白昼の夢。すべてがつながる四つの物語。

ためしよみ→「詩人のはなし


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西洋幻想文学っぽい短編連作集『道化と偽王

いつともしれないそのとき、どこともしれないその土地。それは祝祭の夜。泣き止まない幼子は母をもとめ、異装の子供は亡霊に手招かれる。つづくということをもとめ繰り返される、王冠と饗卓と狂騒と顛倒。街の心臓たる広場にて、祝祭をころがす道化は大皿をかかげた。廃屋の真珠に収束する四つの物語。

ためしよみ

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西洋幻想文学っぽい掌編・短編集『手品師と人魚

いつともしれないそのとき、どこともしれないその土地。そこにいるのかもしれないし、いないのかもしれない。そのようにあったのかもしれないし、なかったのかもしれない。そんな降りつもったり流れていったりする日々のことを重ねました。星空のような目をしたものの出没率が高いです。『人魚のはなし』『道化と偽王』と同一世界観のちいさなおはなしあつめですが、こちら単体でも成立します。書いている側としては舞台だけが同じといった感覚です。

もくじ&ためしよみ→『蜂蜜とメープル』『風結びのはなし』『閑話

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断片蒐集和風幻想『人魚のかたり

もくじ&ためしよみ

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異類婚姻和風ファンタジー『ゆめのとぐろ

いつも庭にいる幼子は、あるとき、子蛇を助けた。子蛇は幼子のいる庭へと通い、やがて、ある約束をする。明滅する夢を泳ぐ蛇が、幼子との約束を果たそうとする異類婚姻和風ファンタジー。

上記5作品にて参加します。の、予定だったのですが、すべりこみで斜陽ファンタジー(剣はあるけど魔法はないハイファンタジーです)が追加されました。

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西洋中世風味架空帝国斜陽ファンタジー『TIERRA DE NADIE 4&5』セット

玉座へと閃いた剣がもたらした帝都包囲。造反諸侯を退けた女帝により、白亜の城塞都市は日常を取り戻したかのように見えた。(ここまで第一幕=猊下編=3巻まで) 帝都包囲に巻きこまれ、そのまま帝都で暮らし続けている傭兵隊の事務処理係の青年は、逃れられないしがらみから、とある文書の草案にかかわることになる。これは、華々しい仇花とされた帝都包囲の勝利のその後、落日と黎明のはざまに帝都を歩いた、ひとりの青年の物語。ちなみにダブル主人公です。なので、第二幕は第二幕主人公メインではじまっておわるはなしとなります。

ためしよみ→エブリスタ版『TIERRA DE NADIE』(第一幕・第二幕/全文)

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迷子ポイント的なものが一番高いのは、おさかな箱詰め和風幻想譚の『人魚のかたり』ではないかと書いたにんげんはおもっているのですが(和風な幻想文学を目指していたはずが、書いていくうちにこれは幻想ぎり幻想なのかだが奇譚くらいのらいんにおさめたいのですがいいやこれなんかもうむしろほらぁなのでは←こころのこえ)、誰かと誰かの関係性を描いているかどうかという視点をとると、通行人Aによる目撃談みたいなものが多いので、全体的にわりかし謎なのではとおもいます。西洋幻想文学っぽいものに視点者としてよく出てくる、星空のような目を持つ手品師のようなものの誕生にかかわるあれそれが気になる方には、道化と偽王がおすすめです。

追加情報がある場合は、都度、追記というかたちをとらせていただきます。恋愛がメインではない物語や幻想文学っぽいもの、掌編や短編といったちいさなおはなしであったり連作やどこから読んでも最終的にはその一冊のなかで完結するもの、白昼夢のような地に足のついていないふわふわとした現実味のないおはなしをお探しの方は、ぜひ。

※2022/09/03追記 片足靴屋/Sheagh sidheは【金:う4】に配置されました。

※2022/09/06追記 頒布物に西洋中世風味架空帝国譚『TIERRA DE NADIE 4&5』セットを追加しました。それにともない、TOP画像を差し替えています。