2023.2.13 胃腸の調子とひとつ決めたこと

明日がバレンタインなので、朝からガトーショコラを焼いた。
中学生とか高校生の頃は、お菓子づくりが趣味でよく作っていたけれど、社会人になってからはめっきり作らなくなった。
だから、チョコレートが溶ける匂い、ってこんなだったんだ! と思ったし、溶かしたバターと生クリームをチョコレートに混ぜていく感触とかがなんだか新鮮だった。卵黄を泡立てたりしているあいだじゅう、なぜか松田聖子の赤いスイートピーが頭のなかで流れていた。(一体なぜだ。笑)

焼き上がりが近づくにつれ台所に充満していく甘い香りも幸せだった。
でも、なんとなく、お菓子を作るときわたしは切なくなってしまう。なぜなんだろう。こればっかりは上手く説明できないけれどとにかく、お菓子づくりはなぜか切ない。

そのあとお昼ご飯も作った。
ずっと気になっていた料理研究家のリュウジさんのレシピで、『本当に美味しい鶏キャベツ』を。
これを作ろうと思ったのは単純に、消化不良なのでキャベツを食べたかったから。(キャベツって胃に良いって言うじゃないですか。)
あと、家にあったのが鶏肉だったから。
ということで検索して作ったこのレシピが最高に美味しかった。
しかもキャベツは電子レンジでバターと加熱しておくので簡単だし、鶏につける味噌味の下味が抜群に美味しくて。はぁ~また作りたい!
そして献立としてもう一品、具沢山のけんちん汁を。
里芋と大根とにんじんと油揚げ、それとしめじをごま油で炒めて、だし汁で煮て、しょうゆ、みりん、酒、塩を少しずつ。
こちらは齋藤菜々子さんの料理本『基本調味料で作る体にいいスープ』に載っていたレシピを参考にして作りました。

里芋や大根は消化に良いらしくて、いまなんとなく胃や腸に不快感があるから、そういうのを解消したかった。
自分のからだの具合はどうか、どこが調子悪いか、まずみつけること。
そしてそれをどうやったら解消できるか考えること。
これってからだだけじゃなく心もきっとそうで。
そうやって自分を労わりつつ、自分のことを自分で癒やして生きていけたら素敵だなって最近すごく思う。

ちなみになぜ今日は胃腸の調子が悪いのかというと、昨日の夜ラーメンと炒飯を食べてしまったから。
食べてしまったって言ったって美味しかったから全然OKなのだけど、多分食べすぎたのだと思う。笑

辞めた職場の人にご飯に誘ってもらっていて、一緒にラーメン屋さんに行ってきた。

楽しかった、幸せだった、すごく。
なぜか会社にいた時よりも辞めたあとのほうが会社の人たちのことを大事にしたいと思うようになった。
それってなんでなんだろう。寂しいからかな。わたしはまた次の仕事を探して次の環境に身を置かなきゃならないから、この寂しさは、ともすれば足枷になってしまうかもしれないのに、だから、こんな寂しさは感じないほうがいいのかもしれないのに、でも寂しくて、苦しくて、寂しいことがちょっとだけ嬉しい。

人間の心って難しいよね。でも最近、1個決めたことがある。
それは、『わたしはわたしの行動を、“人にこう思われたいから”じゃなくて、“自分がこうしたいから”で決めよう』ということ。
目の前に好きな人がいる。
その人に好かれたいから、好かれるように振る舞う、というのがこれまでのわたしだった。
でもこれからは、そうじゃなくって。
わたしがその人のことを好きだから、こうしたい、その人のことを好きゆえに、こう振る舞える、ということがしたい。たとえその結果相手に嫌われてしまったとしても。

まぁ要するに「好きなら好きと言いたい!」ということなんだと思う。
好きなのに嫌われるのが怖くて好きと言えない、みたいなのはもうやめたいんだ。

これからしばらく、有給を消化して次の職探しをするまでは時間もたっぷりあると思うので、こうやって思ったことを文章に起こす時間が取れると思う。そしたらまたnoteに投稿したいなぁって思っている。

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。

どうか良い一日を。


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