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やっぱり有川ひろさんが好きです

好きな作家は誰?

こう聞かれると、私は決まって有川ひろさん!と答えます。もうすぐ大学2年生になる私が、中学生の頃から読んでいる作家さんです📚

今日読んだこの本をきっかけに、改めて好きだなぁ〜と感じました。


倒れるときは前のめり / 有川ひろ

これは有川さん初のエッセイ集です。これまでの出来事や作品の裏側が、垣間見えるような気がしました。その中でも特に素敵だなと思った考え方を紹介します😌


お天道様が見ている

「自然」と同じく言い訳が通用しないのは「自分」です。どんなに上手にごまかしても、その事実を自分自身は知っています。有川さんが紹介していたご老人は自分をごまかす季節を通り過ぎていました。私も彼のようになりたいな、と思いました🌞


未来への投資

私は基本的に単行本より文庫本を買います。単行本だと高いしかさばるし...けれどこのエッセイを読んで、そんな単行本が新人作家を育てているということを知りました。少し高くても投資する価値があると感じました。


匿名の毛布

言葉は利器であり、時に凶器に変わります。インターネットはどんな発言も匿名と言う名の毛布で包んでくれます。だからこそ悪意に満ちた表現も存在してしまいます。そんな毛布にくるまれていながらも、言葉のあり方に向かい合っていきたいです。


赤毛のアンを振り返って

私は小学生の頃、赤毛のアンが大好きでした。自分と同世代の少女が、悲しいことがあっても明るく生きていく姿に、親しみを覚えていたのでしょう🥕 

明日をすっきり切り替えるために悲劇の今夜には存分に溺れる。悲劇に酔いしれる女優になることでアンは自分の運命を消化している。

そして有川さんのこの視点には、気づきませんでした。心も体も成長した今、もう一度赤毛のアンを読みたいなと思い始めました。きっと新たな気づきがありそうです📕


彼の本棚

これはこのエッセイに収録された小説です。読書好きな英理子は、昼休みにとある店で本を読むことがしばしば。そんなお店でよく見かける彼は、いつも自分の好みと似た本を読んでいるようです☕️ 声をかけてみるべきか?いやでもこの本を読み終わってからにしよう。そんな英理子の姿にキュンとしました。恋が始まる予感しかしません。いつかこの続きも読みたいものです🤭💭



これでこの本の紹介を終わります。やっぱり有川さんの描く恋愛には心が踊ります。そしてそんな作品たちに散りばめられた思いに考えさせられることもしばしばです。いつか有川さんの作品を全部集めたら、ファンレターを書きたいなと思いつつ...📩 

そして今までにも有川さんの本を紹介しているので、こちらの記事もぜひチェックしてくださいね!



それでは今日はこの辺りで。またお会いできることを楽しみにしています💐

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