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目分量

今年はおせち作り、3年目。
少しづつ、目分量で作れるようになってきた。

目分量でできたおせち
・煮しめ
ひとつだけ。

ひとつだけだけど嬉しい。
和食の目分量だからとくに。

基本の「さ・し・す・せ・そ」で作る料理は
なかなか納得のいく味にならない。

スパイス系は好きなだけ入れて作っても
美味しい。生姜も同じく。
大好きたからたくさん入れる。

和食の引き算はごまかしが効かない。
薄くもなく、濃くもない、
ちょうどいい好みの味にするのは大変。

それを目分量でできた。
味見をしながら足していけばいい話だけど
面倒がらずにできた。

煮しめには家の味があるのに、レシピがなかった。
思い出しながら、頭で組み立てる。
もう何回か作ってみて、レシピを残そうかな。

目分量っていうけれど、
「舌」で味見して、
「頭」で考えて整えていく。

そういえば
和食の味付けに関しては「目」の意識がないな。
醤油も種類によって違って味と色が比例しない。

舌で確かめないと分からない。
色は醤油、塩気が足りないと塩を足す。

でもそう考えると
スパイスは目分量かもしれない。
スパイスカレーはスパイスの比率や合計の
分量が大切みたいだ。

あれ、日本の調味料が豊富になったのかな。
各地の調味料がどこでも手に入るようになったのも。

昔は地域で作っていた調味料を使って料理を作る。
味の大きな違いはなかったはずだ。
九州の醤油と関東の醤油みたいに。

そしたら味や色に大きな差はないだろう。
「目」分量で良かったのかもしれない。

今でもいつも同じ調味料を使えば目分量でいいかもしれない。
いろいろな味を試したいと、新しい調味料を買うほど…
といってそこまで大きな違いではないけれど
やっぱり違いがあって
ピッタっと理想にハマらせたいなら目分量だと足りない。

目分量になった時のメリットは
余裕が出ることだと思う。
時短はもちろんアレンジもできるようになる。

料理が楽しくなるはずだ。

コツコツと料理の回数を重ねていきたいな。



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