モンタージオチーズでやらかしてみた
先日記事で取り上げた愛知県西尾市のサントルチオで購入したものはカチョカヴァロの他にモンタージオもあります。
見た目はこんな感じ。通常は青かび生えていないのですが、同時に作っていたゴルゴンゾーラの青かびが混じり込んでしまったそうです。アニメ「アンパンマン」に出てくるロールパンナみたいです。珍しいので買いました。
開いてみたらやや硬いチーズ。セミハードでした。柔らかいチーズを期待していたのですが、やや硬めです。今日の夕食担当ということで好き勝手に作ることにしました。そのまま食べると水分量が少ないせいか、風味を感じるのですがパサパサします。青かびに近い部分は特に酸味がありました。
とりあえず餃子のタネを作ります。ひき肉、ネギ、生姜、白菜(茹でた物)を荒くみじん切りにして混ぜ合わせます。
家族用には餃子を作りました。個人用は別のものを作ります。
自分が食べるものは餃子のタネにモンタージオチーズを付け加えます。
モンタージオを薄く小さく切り、タネの上に載せます。
餃子の包み方ではなく、周りを閉じるような感じでロシア料理のペリメニというか中国の水餃子というかそんな感じのものを作ります。
同じものを10個作ることにしました。餃子の皮は成城石井で購入した分厚い物を使用しています。多少中身が多くても破れることがありません。
3〜4分くらい茹でて、中身が完全に熱が通るようにします。
3〜4分茹でると自然と浮かび上がってきました。掬って取り出します。
中まで熱がとっていて、チーズもとろけているようです。というか茹でている最中に中が透けて見えるようになったので、チーズの形が見えなくなってから取り出しました。
取り出すとこんな感じ。見た目どう頑張っても水餃子です。これをペリメニにしてしまいます。
即席でスープみたいなものを使ってそれに水餃子ではなくペリメニを浮かべて見ました。
完成したのがこんな感じです。美味しく頂きましたがどう頑張ってもワンタンのように見えます。ペリメニのようには見えません。
まだそれなりにチーズが余っています。青かびとカキを組み合わせて食べて見たかったのと全部生食するのは厳しいので、失敗を覚悟ですりおろして、牛乳に溶かしてチャウダーみたいな形にしてみます。
とろけやすいようにすりおろし器ですりおろします。
モンタージオチーズが細かくなりました。調味料として使用することになります。
牛乳に大量のチーズを溶かしてみることにしました。溶けるかどうかわかりませんが。
牛乳は古株牧場で購入した牛乳を使用します。
具材としては雪国エリンギを使用します。
加熱用のカキも加えることにしました。弱火でゆっくり火を通します。
10分弱過熱したのがこんな感じです。
こんな感じになりました。表面上はうまくいったように見えたのですが、タンパク質の塊がダマのような感じになりました。
原因ははっきりしています。今回コーンスターチを入れていません。というか入れるのを忘れました。でんぷん質が牛乳とチーズのつなぎをしてくれているのです。
うまく溶け込んだ事例はチーズフォンデュの記事をご覧ください。固形物がモサモサしてますが具材として食べる分にはいいのでそのままにしました。ちなみに調味料は黒コショウ”だけ”です。塩味があるので食塩は一切使用しませんでした。それでもチーズから染み出ているコクとカキの旨味で美味しいスープが味わえました。
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