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【とらねこさん企画】思い出の名曲

とらねこさん企画。今度は「わたしを変えた名曲」です。Youtubeのリンクをそのまま張りたいので、公式となっているものから選びます。

ズバリ。槇原敬之さんの「どんなときも。」です。説明の必要がない名曲でしょう。この曲をよく聞いて、カラオケでも歌っていたのは大学3年生の時でした。曲自体はもっと前に発表されていると思いますが・・・・

当時はまだバブルの残り香があった時代で、世の中もまだ明るい状況でした。そのような中で流れる音楽と言えば、さわやかな顔でボーカルが歌う恋愛ソング。そのほか、夏はTUBE、冬は広瀬香美という時代でした。

東野純直さんみたいなさわやかな恋愛ソングが街中に流れていた。そんな状況です。自分自身はそのような爽やかな大学生活とは無縁でした。

前回のお題で書いたとおり、大学2年生の時にクイズ研究会をやめてしまい、その後、塾講師に没頭しました。そのほか大学2年次の1月17日に神戸や淡路島で大きな震災が発生し、大学生協から派遣されて西神戸や芦屋にボランティア活動に行くなどそれなりにやることがありました。

大学3年生のころ

そうこうしているうちに大学3年生。就職を意識し始める時期です。当時は「我究(がきゅう)」がキーワードになっていました。大学生活を振り返り、自分はどのような職業が向いているのは自己分析を行うのが流行っていました。自分は公務員試験を受けるために早稲田セミナーに通って、法律や経済の勉強をしていました。

あまりうだつの上がるタイプではなかったため、人に秀でて何か能力を持ったり、レッドオーシャンで人を押し退けて勝ち進むような体験はしてきませんでした。

大学3年生の夏。周りは青春を謳歌するなかで、公務員試験の勉強や塾講師のアルバイトばかりしている自分には何ができるのだろう?ともがき苦しんでいた時期でした。そんな時にこの曲に出会い、何回も聞き続けました。「どんなときも。」は槇原敬之さんが作詞作曲をされています。音楽秘話というサイトでは槇原さん本人が二浪しているさなかの自分自身を励ます曲であったと記載されています。

この曲に励まされた体験を持つのは自分だけではないと思います。不遇さや生きづらさを感じながらも「どんなときも。」という名曲に励まされ、今日を頑張れば明日は絶対に良くなると奮起し、日々生きることに必死になっていた。そんな時代を思い起こした一曲です。


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