＃026.まくらカバーと派手パンツ。

無意識を意識するといい感じだぜ、という話。

私は40代前半のまごうことなきおっさんだ。家族（特に妻）から、漂うパパ臭について指摘を受けることが度々あったが、自分ではあまり気にならずスルーしていた。

しかし、ある日何気なく見ていたyou tubeで、女性は匂いに関して非常に敏感であり、いかにパパ臭に対して不快に思っているのか、という事実を知った。頭を毎日洗うだけでは不十分。枕カバーを替えなさい！！と。

改めて自分の枕の香りをかいでみた。幼き日にかいだ父の枕と同じ匂いだ。若干頭がくらくらしながら、とりあえず2日に一回ぐらいのペースで枕カバーを洗濯することにした。

その旨を妻に伝えたところ、実は毎日のようにファブリーズ的なものを俺の枕にかけまくっていたのよね…という衝撃の告白を聴く。たびたび指摘を受けてはいたが、私を傷つけぬようあまり強くは言ってこなかっただけで、やっぱり不快に思ってんだなぁ。。。と反省。

別の日、ふと引き出しを見ると中のパンツが地味な色ばかりなことに気づいた。ところどころほちけてたり薄くなったりして、ややみすぼらしい感じになっている。半年に一度供給されたパンツを無意識に穿いていたことを猛省し、さっそくamazonで購入した。

パンツを選ぶということ自体がレアなミッションであったが、選んだパンツは1枚2000円もする派手なものだった。なぜか、直感がそれを買えと告げたのだ。翌日に届いた派手パンツ。早速その晩、風呂あがりに足を通す。

これは…履き心地抜群だ。生地の質がぜんぜん違う。フィット感がいいじゃないか…。やはり、値段が高いものにはそれなりに理由がある。これはアガる。次回のローテーションが早くも待ち遠しい。。。

目に見えていなかった部分に目を向ける、というのは大切なことだ。無意識に流されていた部分を改めて意識することで、いろいろな気づきがある。
普段の生活の中で何気なくやっていること、見落としがちな部分に注意を向けてカイゼンすると気分が上がる。周囲への好影響もある。

続けてると、ハッピーになる気がするぜ。

ほな、また。