暗くなるまで待てなくて CineStill800T
タングステン補正の高感度フィルム。これを使うなら、やはり夜のネオン街へ繰り出したい。銀座?新宿?横浜中華街?
…と考えているうちに、緊急事態宣言で飲み屋は軒並み休業。銀座も新宿も中華街も、ド派手な夜の灯りにどっぷりと浸かる事が出来なくなってしまった。
すぐに宣言解除になるだろうと考えていたが、それは甘かった。おかげで、すっかり早寝の習慣が身に付いてしまい、毎晩21時には眠くなってしまうという体たらく。(そして起床は3時か4時)
なーにがタングステンだ、馬鹿野郎。という感じである。
しかし、手元にあるものは早く使ってみたくなるのが人情。ええい、昼間使ってしまえ!…という事で、昼間の街へ繰り出した。
青いね!当たり前だけど。
コントラストは低めで、ブルーというより少し黄味寄りのシアン。
期限切れフィルムのような雰囲気になる。
ちなみに、↑の看板人形の神保町「ランチョン」は、緊急事態宣言中でも昼間からビールが飲めるので、有り難かった。
「ビールの香りを損なうためコーヒーは扱っておりません」という、筋金入りのビアホール。
↑奥の電球の色が、特徴的な赤色に変換された。本来は、こんな祭の露天の電球のような色ではなかったはずだ。
中華街を撮ったら、映画のセットのような感じになるんではないかと期待。
そろそろ、手ブレしそうな暗さになってきた。
では、今夜はこのへんで。
CineStill 800T / PENTAX superA smc PENTAX-M 50㎜