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ネオン管に合うフィルム

今年の秋、チャンプカメラさんで購入した変わったフィルム。その名も、
dubblefilm CINEMA ISO800。

雰囲気的には、あのCineStill800Tと同じ系統で、夜間撮影を目的としたタングステンフィルムであるらしいが、そもそも、このdubblefilmというメーカーが何処の国のモノなのか、色々と謎多きフィルムである。

パトローネはプラスチック製。歪んでいるのか、元々そういうサイズなのか、カメラに装填しようとすると、どうしても真っ直ぐに(平行に)嵌らず、蓋を閉めてコマ送りをしても、なかなか不安が拭えない。
しかし一度装填したら最後、もう後には引き返せない為、一抹の不安を抱えながらも横浜元町中華街へ向かった。

試し撮りに、バーの軒先を。


いいね、ネオン管。
今では懐かしいネオン管だが、最近のレトロブームの影響でまた流行ってきているそうな。
アメリカンレトロというか、場末でも何となく品がある感じや、店主の個性を表している感じがして、個人的にもこういう雰囲気は好きだ。

肝心のdubblefilm CINEMA ISO800は、CineStill800Tより青味が少く、ネオンの光の温かい感じが丁度良く出ている。



さて、チャイナタウンという事もあり、何やら『不夜城』的ハードボイルドの匂いもして来た。これぞCINEMAの世界。
看板の漢字の洪水に飲まれそう。













いつもこうなのか、寺院のお経(?)が騒がしかった。
旧正月だったら、もっと騒がしいのだろうか。



路地裏。大口径レンズ搭載のKonica HEXARを持って来て正解だった。

dubblefilm CINEMA ISO800 / Konica HEXAR HEXARLENS 35mm F2.0

中華街へは夜行くべきだね。縁日的雰囲気で、凄く楽しい。
食って飲んで撮って、疲れたので近くのホテルで1泊して、翌日も周辺を徘徊。
いつか、ホテルニューグランドのマッカーサーズスイートにでも泊まってみたいな。

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