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持ち帰りコーヒーカップ:リサイクルシステム@デンマーク【Contributing】

缶や瓶の飲み物を買うとPantという料金が商品代金に上乗せして支払う必要がある国デンマーク。

この仕組み自体は、ドイツやスウェーデンなど色んなところで社会実装されている仕組みです。
さてこのPantは、商品パッケージをリサイクルするためにつくられた担保のシステム。
Pant Aだと1DKKを購入時に支払うなど、カテゴリーによって、購入者が担保する金額が決まっています。

今日見かけた機器はこちら。

形はよく見る形。

こちらは持ち帰りに使うコーヒーコップのデポジットマシーン。
入っているものはコーヒーじゃなくても当然良く、カップのほうがここでは主役です。
まだ、カップのサイズや対象カップを取り扱うお店が限られるようなので都市/店舗限定のようですが、今後広まっていくことでしょう。

使い方はデモ画像で画面で流してくれていました。

全体
白く光っている画面の左側が投入口。右側がデポジットを受け取るタッチ機器。
1. 支払いを受けるカードを非接触で読み取らせる。これはタッチ支払いが可能な非接触ICチップが入ったクレジットカード(会社の制限あり)やNFC付きの端末で可能です。
2. カップを投入して自動計算
3. 支払いを受ける。
タッチ画面はこちら。

他のクレジットカード会社が使えるかどうかとかわかりませんが多分無理でしょう。

缶のパント−デポジット装置でもそうですが、投入してもたまに空振りしてカウントされないときがあります。
(とても悲しい)
機械が動き出してから少し待って落ち着いて投入しましょう。

Pant制度を利用して生計を立てている方もいるので、今後は「その缶ください」のトークに加えて、「そのカップください」が増えるのだろうな。

また、山のように袋に入ってベランダに保管されている缶の山に加えて、今後は持ち帰りカップの山もベランダの風景に加えられることでしょう。

そんな未来?はすぐそこに(一部のお家だけですが)。

それでは今日も良い一日を。









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