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Welcome to the Danish Christmas Show@デンマーク【Dressing】

私は馬が好きです。
私はデンマークで馬を世話したり、乗ったりしているのですが、今回は"Danish Christmas Show"に行って来ました。

こんな感じです。

ジャンプ競技

こちらでは大体11月中旬から12月初旬にかけて毎日何らかの競技が行われる会場で、デンマーク各地はもとよりドイツなど海外からも参加者が集まるお祭りのような国際的な競技会です。

大会情報についてはEquipeという馬術会アプリで検索が可能です。
対象国:ヨーロッパほぼ全土とアジアの一部(中国など)が対象。
Localの大会も毎週何処かで開かれるくらい盛んです。
Equipe Onlineというアプリを使うと、デンマークを含めヨーロッパ各地の大会情報が乗馬クラブの大会から国際大会まで広範囲にわたって情報を入手できます。

今回の大会は無料で観戦できます。

結構近くで見られます。

うまく撮れない・・・
はたらくくるまもいます

競技と競技の間は馬場を慣らす作業も。
写真は撮ってもいいですが、フラッシュ禁止。
競技中は基本的には席を立たないのがルールです。
また、席を移動するときはあまり大きな音をたてないように移動です。
馬は少しの音でも反応してびっくりしてしまうので皆さんマナーは守りましょう。
(馬に乗っている時、前を歩いていた馬がしっぽをぐるんと動かしたのを見ただけで立ち上がる馬がいました。それくらい繊細)

人馬一体

障害馬術競技は、あらかじめ設定されたコース上の障害をスタートから順番通りに飛んでいきゴールする競技。
競技グレードによって障害の高さが違います。
一般的には120cmから160cm。
オリンピックなどトップレベルの大会では160cm。
今回見た競技は若い世代レベルの競技が多かったため、135-145cmぐらいの競技でした。

競技会でのランクのつけ方は減点タイム/スピード方式。
実際の走行タイムに減点対象の事例をタイム加算する方式。

減点の対象となるのは、障害バーの落下や馬が途中で飛ばなくなったりするコントロール不能となる反抗、人馬ともに落下など。
こういった減点対象の事象が発生をカウントして時間にに加算する形です。

飛ぶときは首の方へ体を傾けて重心を移動して飛びやすくします。
体重移動を繰り返し繰り返し行うゲーム。

サンタも参加
ひょいひょいっと飛びます。
騎手や馬名、タイムはビジョンに写ります。
高い、広い。
競技中の馬を横目に、次に走る馬とさらにその次に走る馬がくるくる移動しながら待機。

一回当たり数分で終わるのでさっと見るのにも最適。
馬ごとに癖もあったりするのでそれを見ても面白いですね。


売店もあるので、飲み物や料理などを楽しみながら観戦できます。
クリスマスリースも豪華

外。
寒いです。雪です。

Welcomeボードもクリスマス仕様。
NORD-VEST Boxも来てる

NORD-VEST Boxは、競技会などでたくさんの馬が集まる際に使う仮厩舎を提供する会社。
いわゆるプレハブテントのようなもので、簡易で屋根付きの厩舎を建てられて、終わったらバラして持って帰ってくれる厩舎のレンタル会社。
馬運車で連れてこられた馬はこちらに1頭ずつ仕切られた馬小屋に泊まる感じです。

競技の余韻は残りますが帰ります。
駅までは少し歩きます。

普通の歩道も今は馬も通ります。
雪が降っているのでそこら中に蹄の後がある。
競技場の熱気でまだ体は温かい。でもしばらくしたら冷めてしまうだろう。

また来よう。

それでは今日も良い一日を。

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