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Buen Camino_Portugués-2【pilgriming】ポルトガル巡礼の道

これまでのあらすじ。
スペイン巡礼道の1つ、ポルトガル巡礼路を歩く旅をスタートすべくPortoに到着。準備が完了し、さあ巡礼に出発です。
今日はPorto→Vilarinho(27km)の予定。

昨日のNoteはこちら。

Buen Camino_Portugués-2【pilgriming】ポルトガル巡礼の道

本日の朝ごはん。

昨晩買ったのでパン硬め。王道のハムチーズ。

カフェのパン3.5€。
持ち帰りをtake away という場合とtake outと言う場合があるが違いはなんだろう。今回は前者のtake awayで聞かれました。
カフェはほとんどがクレジットカードが使えるので助かる。
スーパーで買ったオレンジジュースとともに。

ポルトの道を歩いて北上。
ポルトからサンティアゴ・デ・コンポステーラに行くにはCentralの内陸路やCoastの海沿い路を進むのですが今回はCentralを進んでいます。

天気はなんとかもって晴れとくもりの間。
AM8時の段階で18℃。
今日は暑くなりそうです。
写真とともに今日の巡礼路を解説。

朝日のあたる教会。ここにもアズレージョ。


工業団地にあった比較的新しい看板 Centralの道
晴れるのは嬉しいがその分日差しが強い。暑い。


矢印はポルトガルの道もしっかりある。矢印以外にも、この先は巡礼路では無いことを示すバツ( X )もしっかり描いてあって安心。先人の方地元の方ありがとう。

歩くことに関して危惧していたのは気温。
北の道(Norte, バスク地方の道)でも悩まされた。暑い山越え+日陰無しでSan Sebastianへ向かうStageで熱中症になりかけたため。
対策は水と行動食、こまめな休憩ぐらいしか思いついていないので、他にあれば教えてください。

さて今日は11時頃で25℃の表示。少し晴れ間が見えてきた。
街中のアスファルトで整備された歩道をどんどん進む。

熱くて少し朦朧としたので水分補給+飴補給。
飴や塩タブレット、チョコパンをつまむ。
エネルギー切れを恐れていろいろ食べてしまう。
今のところ体調は問題なし。

さて写真にも出てきていますが正しい巡礼路を歩いている場合は黄色い矢印が出てきます。
これがサンティアゴ・デ・コンポステーラまで続いており、まっすぐ進む、右に進む、横断歩道を渡って右など進む方角を示してくれます。
進んでいけない道についてはバツ『 X 』も書いてくれています。
これが個人的には助かります。
迷わなくて良いし、一度道を確認するタイミングになります。
たまに見逃してしまうこともありますが、注意深く前を向いていれば次の目的地に大抵着けます。

GIAOは道にスタンプが設置されているところが。こういう路上の自由スタンプ場は珍しい。
教会に到着しましたがやはり空いておらず。礼拝やクレデンシャルにスタンプができない。

途中スーパーでの買い出しを行う。
水とオレンジジュースを買い足そうとしたところ、レジで「Pilgrimage?(巡礼者?)」と聞かれ、「シー」と答えると「水は巡礼者は無料で提供する」とのこと。
これまで聞いたことがなかったがありがたく施しを受けることにした。
オレンジジュースは有料。もちろん支払いました。

途中休憩を挟みつつ、なんとか目的地のアルベルゲに到着。
最後の1kmはざっと雨に降られました。
うん。予報通り。
天気予報アプリ当たるな。

外の閉まっているドアに掲示発見。連絡先があり英語併記で親切。
今日はたまたま入り口で宿のご主人に会えてスムーズに入れた。
2段ベットの料金ですが今日はたまたま空いているとのことで平ベット、そして掛け布団リネン付き。トイレに行きたくなるので地面に近いのはさらに嬉しい。


約29km、6時間弱で踏破。気温は14-27℃あたり。暑い一日でした。
計測アプリ情報で6時間弱。1kmあたり11-13分で移動。
数字は改めてまとめて分析してみよう。
結構面白いデータになりそう。

本日のアルベルゲは現金のみ。現金をあまり持ち歩いていないので少し不安があるがまだ対応せずとも大丈夫。

巡礼者宿泊料金15€。クレデンシャルの確認とスタンプ、支払いをして今日お世話になるベットへ。

ご主人ところ少し話をしたが今日は予約宿泊者が多いらしい。
これまでにホステルはともかく町の小さなアルベルゲに予約宿泊は聞いたことがなく予約の有無を聞かれたのは意外だった。

「アルベルゲって事前予約可能なの?」と思ったが、小さいアルベルゲは旅行会社が荷物を送ったりする関係で予約で押さえることもあるそうだ。
「この後のステージは大きいアルベルゲが多いから予約無しで大丈夫だと思うよ」と言うことらしいので、進めば答え合わせができることだろう。

確かスーツケース等の荷物を次の宿に日中の間に送り、人は軽量の状態で巡礼路を歩けるサービスがあるのでこれのことなのだろう。
流石は旅行会社。抜かりない。
全荷物を担いでいる私としては羨ましい限りだ(そのサービスに適切にお金を払えばいいわけですが)。

本日の最後は近くのカフェでミルク入りコーヒーで乾杯。
15時を超えるとお店はシエスタ休みに入るイメージなのですがこちらのカフェは休まず営業。また助かる。

カフェ コン レチェ 、ポルファボール。で大抵のカフェ注文は乗り切れます。

café con leche


美味しい。温かい。
予想以上に汗をかき、体が冷えている。
お湯シャワーを浴びて洗濯して早めに就寝です。

お湯が出るのはありがたい。
アルガルベにかかわらず、そこそこの値段のホテルでも海外ではたまにお湯が出ないところがある。
設備の問題なのか、使用する時間帯の問題なのかわからないが何度も悲しい思いをし、お湯になると信じて待つ時間を無駄に過ごしてきた。

一方、一度だけ熱湯しか出ないということもあった。
これはきつかった。
裸になって熱湯風呂チャレンジのごとく、熱湯シャワーを一瞬浴びて逃げるを繰りかえす。
やけどするように熱いし、微妙に濡れて寒くなる。
これに比べれば水シャワーの方がましか。
あなたは冷水と熱湯どちらのシャワーを選択しますか?

温かいお湯を供給してくれることに感謝しながらシャワー。
体が温まる。
感謝が多いな。今回の巡礼は。

それでは今日も良い一日を。

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