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共働きで上手に子育て

労働組合では労務問題だけでなく、新しい働き方についても話をします。今回は共働き世帯の上手な子育ての方法を、このNOTEに書こうと思います。


1.有事の対応の共有

次の事は夫婦で、どちらでも対応できるように予め共有している事が大切です。これらは是非、夫婦で共有しておくべきでしょう。

1保育園への送り迎え、呼び出し対応

2かかりつけ医への受診

3かかりつけ医以外への受診(夜間・休日診療所、救急病院など)

4子どもの食事の用意(作る事にこだわらない)

5在宅勤務など家で仕事する環境整備(可能な場合)


2.子どもの病気対応

保育園からの呼び出し対応に、次のような工夫をする事で共働き世帯で生じやすいお母さん側の負担が軽減されます。

①保育園からの第一連絡先をあえて夫の携帯番号を登録する事

これによって、夫が呼び出し対応で帰る事ができれば、妻は翌日の休む準備ができます。夫に一報が直接入る事で、夫の職場に状況を伝えやすくなりますし、妻にとっても「呼び出し対応は自分」という制約が緩和されるでしょう。

②夫婦交替で休む

日頃から夫婦交替で休む事の話をしておきましょう。

③病児保育・病後児保育の登録

あまり聞き慣れない方も多いかもしれませんが、保育所に通っている子どもが病気にかかった場合に、家庭での保育が困難な保護者の方に代わって、保育士さんや看護師さんが保育または看護する制度の事です。詳しくはリンクをご参照して下さい。

④親やベビーシッターに依頼

やはり困った時は、親に頼れるのは非常に助かりますね。なにせ自分自身を育てた経験があるので、信頼度も高いです。もしくは、最近ではベビーシッターを利用される方も増えています。親に頼れないという方は、ベビーシッターも案のひとつとして検討されてはどうでしょうか?


3.チーム育児のすすめ

特に小さいうちは子どもの相手を最優先し家事を最低限にして、子どもと一緒にいる時間をとことん子どもに向き合う事ができれば良いですね。

夕食・お風呂・寝かしつけ・家事を夫婦で分担するのがいいでしょうし

毎日夕食を手作りする必要は必ずしもないと考えるべきです。

さらに、核家族化した現代において、夫婦だけで育児を乗り越えるというよりも、子どもの多様性を育み、夫婦自身も高ストレスにならないように、最近ではヘルプシーキングという概念が生まれています。

けど、これって昔は地域で子どもを育てるって当たり前の光景でしたよね。マスメディアが恐怖を煽った結果、核家族化がどんどん進み、他人に干渉しない世に中になってしまったと、個人的には思っていますが、やはり人は人との関わりの中で生きていくものではないでしょうか?


以外と多くの方が困っていて、解決策もあるのに、認知が低い問題ですので、今回の記事は他にも続編を書いていきますね。


話し合い編

part2

part3


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