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風に肖って生きている系人間の近影

髪を切る
前回前髪パーマかけるとか言っていたのに、切ってしまっていたわたくし
笑うしかない


明るめが似合うが、黄みが入ると似合わなくなるブルベ夏あるある。
ムラシャンすら味方ではないのだ(なーんか妙な赤みが残るのと頭皮が荒れるだけ)
そのまま落ちたほうがきれいな色の髪になる

今日も髪の話はそこそこに、ほぼ音楽の話と、家族、仕事、未来の話などをしてきた
対面の意義を問うたことでわたしの未来が明確になった話は、誰しもに理解してもらえる話だとは思っていない(大抵の人は凄いねって引いちゃうんだよ)
適切な距離で、守っていきたいのです

やはり美容師はデザイナーと似ている、というか、似ている人が選びがちな職業だと思う
とくに、わたしが好きな小規模店舗(セット面数多いとこは若いときから苦手なのでほとんど行ったことがないけれども)の経営者は、大抵わたしと共通事項が多い方である
(余談:高校時代の友人も美容師になったのだが、離職し違う仕事を選んだあたりから疎遠になっているので、貫いているか否かも重要なのかもしれない)
いつもお世話になっているところのご夫婦も、いつかのどこかで絶対ご一緒していたであろうレベルのおふたりで、彼らに出会ったことで自身が男性性も強いのではないかと気づいたきっかけとなった人たちだった(極めてノンバイナリー的だが、性自認は女性、性的指向もヘテロで相違ないですはい)
火曜日にレッチリに行った話を同じ温度で話せたり(死ぬまでに一度は観たい大御所バンドといえばの件)、高校生の頃の激しくも繊細な心と見た目(とりあえず髪は脱色するし身体に穴は開けるしYUKIちゃんは参考にするよね)を分かち合える人
そんな人はそう多くはない
とくに、名古屋嬢、きれいめがスタンダードとされがちなこの土地で出会えたことは、出会った当初の若き日のわたしを救った
とか言っていると大袈裟に聞こえるが、事実である
まわりまわって根源はひとつ、というようなことを発言しても、驚いたり笑ったりせず、頷いてくださる

そしてそれは音楽でいうならジャズ
父の言葉すらここで聞けてしまう
アンプラグドバージョンによって浮かびあがるメタルに潜むカントリー、ブラックミュージック、ファンク、ありとあらゆるロック、クラシック、音楽とは一体なんなのか
母が亡くなっていることや、スピ話もするっと出来る存在
そんな人たちに相談することは、なんだかすべてうまくいってしまうように思えてくるのです

今日も話に出てきた曲や映画やお店を検索して復習する
こんなに生きても、まだまだ知らないことばかりだ(類似しているところは通っているのでするりと入ってくることばかりだが)

あとたぶん、こんなに伝わりやすいのは、ジェネレーション、昭和生まれなのも大きいのかもしれないな
昔聞いていたそれらを、今YouTubeで探してしまうこと
あの音はこうやって鳴らされていたのかと震える
音楽を筆頭に、凡ゆる情報が簡単に手に入ることがいかに凄いことなのか、わたしたちは知ってしまっている(サブスクリプションやクラウドを信用しきれない世代でもある)
雑誌で見て知ったものを聞くために、この身体で探してきたのだ
そして触れて嗅いで全身で味わう
面倒な過程を経て得たものの重さは、絶対に忘れない
知識欲や所有欲を満たすためにお金が必要なのだと働き、その職は果たして自身の望んだものなのかを問う
働き方くらい自分で決めたくて、リスクも受け入れ自由を手にする
そんな人たちは、土の時代からとても風だったのだと思う
既に未来を生きていたのだろうなと思う

帰ったらマンションの共用部分の電気が死んでおったのだが、風のせいか?インターネットもあやしい?WiFiだけ?
マイケルの話をして電気を切れさすタイプの人間なので、責任を持って一応管理会社に連絡はしておいたよ
フルリモ人間にはネット回線もライフラインであるからして、どうぞよろしく

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