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イタリア旅行の記録(2011.2.14~19)

イタリア旅行記の後半戦。
前半戦のミラノ~ヴェネツィアはこちらで。

2月14日~16日 フィレンツェ

ヴェネツィアで全力疾走をすることになった結果、かなりダメージが残っている状態で迎えたフィレンツェ。
それでも、街全体が歴史を刻んでいる感じで、高揚感は物凄かった。

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ディナーは、トスカーナ名物のビステカ。
750gの肉の塊を、みんなで分けて貪り食うという豪快さ。
ほとんどレア。
イタリアは、調味料が塩、胡椒、オリーブオイルのみ、というシンプルな味付けが多く、この量でも飽きずにさっぱり食べられる。
ヴェネツィア料理とは打って変わって、ここで食べた料理はだいたい美味しかったな。

翌日は、ベッキオ橋へ。
この、石造りの橋と回廊、そして川にその姿が反射している感じ、いかにもヨーロッパである。

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ここでは、ボッティッチェリの「春」や、「ヴィーナスの誕生」、ティツィアーノの「ウルビーノのビーナス」など、たくさんの名画を鑑賞。
教科書の中の作品たちばかりで、絵画に詳しくなくてもドキドキする。
ウッフィッツィ美術館って言いにくい。
覚えられる気がしない。

シニョーリア広場を横切って、ドゥオモへ。
もともとは独立した都市国家が合わさってできたイタリア。
同じ国の同じような目的で建てられたドゥオモであっても、地域によって特色があって面白い。

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この丸天井は、映画「冷静と情熱のあいだ」のラストシーンで使われたことでも有名に。
小説も映画も見たうえで、全然好きじゃない作品なのですけれど(なぜ、映画館にまで足を運んだのだろう)。

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一番上まで登ることもできるようなのだが、絶対途中で足が攣るので諦めた。
写真で見てるだけでは、この大きさで1階建てとは思わないじゃない。
途中の階で一休みも出来ないって、無理ゲーすぎた。
ヴェネツィアで全力疾走する羽目になったことを、ここで再び後悔。

ちなみに、フリープランのオプションをつけて、ピサにも行ってきた。

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ピサと言えば、斜塔。
頭の中では何度も想像していたのだけれど、それを超えて傾いているから驚かされる。

ピサのホットドック屋さんは、おススメ。
観光地なのに、2.5€という良心的な価格だった。


2月16日~19日 ローマ

18日~19日は、実質移動のみだったので、ローマ~バチカンを堪能したのは、2日間程度。
とはいえ、そこまで大きくないので、十分に歩き回れたかな。

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もちろん、聖ピエトロ大聖堂にも。
ピエトロ! ミサ! Da'vidノ使徒:aL!(ヴィジュアル脳)

ダビデのピエトロは、場所が変われば、デービットのペテロになるのかな。黒ピエは、黒ペテになるのかな、とか、とくわからない邪念ばかり頭によぎるので、ミケランジェロの「最後の審判」の記憶があまりない。

とにかく、格が違った。
大きさ、荘厳さ、歴史…
すべてにおいて圧倒されたので、もっとキリスト教に詳しかったら、更に深みを感じることができたかもしれないな。

世界史を学んで来ればよかった。
ジョジョ5部だけでは、甘かった。

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コロッセオ。
ブチャラティとセッコがバトルを繰り広げた場所、という認識になってしまったコロッセオ。
1000年以上の歴史も、ジョジョの記憶で上書きされてしまったら、ポルナレフを探すしかなくなった。

ベタなところで、トレビの泉にも。
また来れるように、コインも投下。

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もともとはマンホールの蓋という説が有力な真実の口にも、しっかり噛まれてきた。
ミーハーだけど、行かないで後悔するよりはマシかなと思って。

ひとつ悔やまれるのが、その日の写真が、これだけだった。

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これ、何?


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