【映画感想文】着衣時間の短さが話題!『愛の渦』(三浦大輔)
おすすめポイント
人間関係や異性との関わり、欲望について深く考えさせられる作品です。
レビュー
観やすさ ★★★★★
怖さ ★☆☆☆☆
おもしろさ ★★★★☆
わくわく感 ★★☆☆☆
何度も観直したい ★★★★☆
あらすじ&感想
この作品の注目ポイントは、門脇麦の着衣時間の短さといわれていました。
しかし、エロさを期待して見る人も多いと思いますが、個人的にはエロさよりもヒューマニティーが感じられる作品だと思っています。
人間関係や異性との繋がりについて深く考えることができます。
“ただただセッ◯スがしたい”人たちが集まる場が存在します。
風俗、ハプニングバーetc……。
最近は摘発されることも多く、この映画に出てくる場も違法だろうなと思いましたが、一旦置いておきます。
以下ネタバレを含みます。
“本能の赴くままにセッ◯スをし、理性を取り戻してから帰るべき場所に帰る。セッ◯スが終われば日常で交わらない“
私はこれができなかったニート(池松壮亮)に、ヒューマニティーを感じました。
ニート(池松壮亮)は大学生(門脇麦)とのセッ◯スの相性が良かったというのもありますが、彼女の人間性に惹かれていました。
(池松壮亮と門脇麦の大胆シーンはなかなか見応えあるよ)
ニート(池松壮亮)は大学生(門脇麦)と2回セッ◯スをします。
ニート(池松壮亮)は他の女性ともしますが、終始嫌そうにしています。
また大学生(門脇麦)が他の男性としているときも、ちらちら彼女を見て気にしています。
嫉妬心です。
つまり、ニート(池松壮亮)は“乱交”に向いていないのです。
また、途中で来る“カップル”をはじめ、キャラの濃い登場人物たちは突っ込みどころ満載ですが、あえて触れないでおきます。(これもまたヒューマニティー)
また、もう1つ注目していただきたいのが“着衣時間の短さ”です。
本編約120分中、着衣時間はたったの約18分。
ただ、全裸というわけではないので、ずっとAVのような光景だと思っている人にとっては期待外れな気もしますね。
ちなみに着衣時間が短く、過激な作品であると公開前から注目を集めていたらしいです。
乱交に向いていない人は、ニート(池松壮亮)側の人間で、同情しながら見ることになるかも。
人間の“エゴ”はややこしいと思える作品でした。
ぜひ。
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