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現役UIデザイナーが選ぶ 最近のおすすめ本4選

こんにちは。coconalaプロダクトデザイナーの、さかけんです🙋
今回は最近読んだ本の中からおすすめの本を4冊紹介したいと思います📚

関連テーマとしては
#組織開発  #PdM  #プロダクトリサーチ  #学習する組織  #仕組み化
といった感じの内容の本の紹介になるので興味のある方は是非読んでみてください〜!😊

きっかけはデザイン部内トークイベント


皆さんはどんなきっかけで本を探したり読んだりしますか?👀

普段の僕はAmazonのKindle読み放題プランに入っているので、ちょくちょく気になった本をとりあえずダウンロードして読んだりしています(半分はダウンロードして満足している😆)。

ただ、今回紹介する本はデザイン部内で開催しているトークイベントが直接のきっかけです🙌

coconalaは、メインのサービスであるcoconalaスキルマーケット以外にも、coconalaテックなどのエージェント事業や、cocolana法律相談というメディア事業など、さまざまなサービスや部門があり、普段プロジェクトなど直接業務で関わることが少ない部署の方もやっぱり少なくありません😌(みなさんの会社はどうですか?)

そこで、少しでも部署の垣根を超えて交流したいという思いからトークイベントが開催されているのです🥳(助かる〜!)


🏃coconalaはミッションの1つにBeyond Bordersを掲げております🏃


前置きが長くなってしましました😅
トークイベントでいろんな部署の方の話を聞くとやっぱり興味が湧いて、さらに知りたくなって、だいたい関連するテーマの本を何冊か読んじゃっており、今日はその中から良かった本を4冊紹介したいと思います!🐼

それでは紹介START!💨




『エンジニア組織論への招待』


広木 大地 (著) 445ページ 2018年3月発行

エージェント事業本部のエンジニアさんがトークイベントでアジャイル開発について話しており、もっと知りたいな〜!と社内Slackでつぶやいたら上司がすすめてくれた本です🙌
軽い気持ちで読み始めたのですが、445ページという中々のボリューム!🍚
そして内容も骨太でした🦴

すべてのバグは、思考の中にある

問題解決のためには、コードだけでなく、人々の思考・組織・ビジネスの「構造」こそリファクタリングしなければいけないと考えるようになりました。それこそがエンジニアリングの本質なのだと気がついたのです。

引用

このような冒頭ではじまり、著者が一貫して述べているのは、いかにして現実社会やビジネスの現場で「不確実性に向き合う」かということ💪
「曖昧さ」を減らし「具体性・明快さ」を増やしていくことによってビジネスを推し進めることがエンジニアリングの意味なのだそうです😤

かたや「近現代アメリカの思想的潮流」、かたや「TM Networkの『Get Wild』」。さまざまな角度から人と組織について語られいて、いろいろ考えさせられました🐏




『プロダクトリサーチ・ルールズ』


アラス・ビルゲン他 (著) 284ページ 2022年3月発行

デザインをする上でリサーチって大事だよなぁと、ぼんやり思いながら手に取った本です。読んでみると主にユーザーリサーチユーザーインタビューについての考え方や具体的な進め方についてかかれた本でした!🔍
当初ぼんやりと期待していたものとは違ったのですが、逆に自分が「手っ取り早い手がかり」としてのリサーチを求めてしまっていたのかもしれないと気付かされました🫣

恐ることなく、間違える準備をする

優れたプロダクトリサーチには「インサイトを生み出すマインドセット」を前提にしています。これは、正しいことを求めるよりも、顧客から学ぶというマインドセットです。

引用

早めに間違えに気づくこと、ユーザーの課題の本質に気づくこと。
確かに確かに🦀
ついついデザインのことに集中しちゃうと、そのデザインをどうするのかに右往左往してしまうけど、そもそもユーザーにとってそこはそんなに重要ではない💥みたいなこともありますよね👀

いろいろ示唆に富む内容だったので、また機会を見て読み返したいなとおもいました!🙌




『図解 組織開発入門』


坪谷 邦生 (著) 274ページ 2022年2月発行

1冊目で紹介した『エンジニア組織論への招待』を読んだ際に「学習する組織」という考え方が紹介されており、なんだか気になったのでAmazonで検索した結果、ヒットしたのがこちらの本🕵️‍♂️
組織開発にまつわる理論や歴史が網羅的に紹介されており、尚且つ図解がふんだんに使用されていてとてもわかりやすかったです!🙌

変化し続けながら成長するために

1970年にフォーチュン500に入っていた企業も1983年には1/3が姿を消しています。大企業であっても平均寿命は40年です(ロイヤル・ダッチ・シェルの調査)。なぜ組織は学習できないのでしょう。

引用

環境の変化が激しい現代においては、変化に合わせて方針やものの見方それ自体を見直し修正して目的達成に向かうやり方が必要ですが、多くの組織は変化や失敗への恐れによって学習障害が起きているとのこと🧐

そんな学習障害を解消するために必要な要素として以下の5つがあるようです👇

  1. 自己マスタリー

  2. メンタル・モデル

  3. 共有ビジョン

  4. チーム学習

  5. システム思考

細かい説明はここではしませんが、特に「4.チーム学習」と「5.システム思考」に興味を持ったので更に調べてみたいなと思いました!🔍




『複利で伸びる1つの習慣』


ジェームズ・クリアー (著) 328ページ 2019年11月発行

最後に紹介するのはこちらの本💁‍♂️
なんかいかにもビジネス自己啓発本って感じで普段なら読もうとは思わない類のタイトル😆
しかも今となっては読んだキッカケすらも思い出せない始末…🐓。
ただ、その時のモチベーションとしては、無理せず成長するためには「習慣」や「仕組み」が必要だ!という気持ちがかなり高まっていたのだと推察します・・・👀

目標を忘れて、仕組みに集中しよう

結果は設定した目標とはほとんど関係なく、取り入れた仕組みに左右されると気づくようになった。仕組みと目標の違いはなんだろう?(中略)目標には方向を定める効果がある。だが、仕組みは進歩するのに最適である。目標について考えるのに時間を費やしすぎて、仕組みを考える時間がないと、いくつかの問題が生じてくる。

引用

この本では、目標設定だけに囚われてしまうことの問題点と、仕組みや習慣をつくることの意義や効果について確認したあと、良い習慣を身につけるシンプルな4つのステップを紹介しています😊

  1. はっきりさせる(きっかけ)

  2. 魅力的にする(欲求)

  3. 易しくする(反応)≒行動

  4. 満足できるものにする(報酬)

その中でも個人的に一番大事だと思ったのは「3.易しくする」です🍩
習慣化・仕組み化して効果を得ていくためには、小さなこと簡単なことをたくさん繰り返すことが本当に大事みたい👀
小さな改善は目立たないけど、時間をかけてもたらす変化は遥かに大きく、もし毎日1%良くなったら1年後には37倍よくなる計算になるんだそうです!😳

日々のルーティーンに小さくて簡単にできる習慣を忍び込ませていきたいなと思いました🥷


おわりに


いかがだったでしょうか?

いつも興味本位でいろいろな本を読んではいるのですが、こうやって文章にして紹介するのは初めてでして😆いろいろツッコミどころはあると思いますがご容赦ください🙇

自分としては、noteで記事にするために改めて読み返すことで、本の理解がさらに深まったのでとても良かったです🙌

この記事を読んでいただいた方にとっても何かしらの発見や気づきにつながったら嬉しいです!✨

おすすめの本や、気になっている本などあったら是非コメントで教えてください🐶


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