人生谷あり

アラサーの独身の日常、写真を添えて

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最近の記事

ペルーの町中華で食べたチャーハンが忘れられない

忘れられない町中華の味がある。 でも、その味は二度と味わえないかもしれない。 町中華が好きだ。 日本にいてもよく近所の中華料理屋さんに行くし、 各町のお気に入りの中華料理屋さんはマッピングしている。 昔、バックパッカーで南米を回っていた時の話。 ウユニ塩湖やマチュピチュなど有名な観光地を何日もかけて周り、南米の旅も終盤を迎えていた頃、ペルーのリマという街に立ち寄った。 南米はどこの国も味付けや食文化が似ている。 ポテトの山盛りや、肉を焼いて塩胡椒をかけただけのものとか

    • イスタンブールの野良ネコから人生の教訓を教わる

      日本の野良猫はとても警戒心が強いなと感じる。 路地でねこちゃんを見つけて、「あ〜可愛い」と思って近づくと、 2,3歩近づくだけでシャーっと逃げていってしまう。 野良ネコをみると思い出すのがトルコのイスタンブールの野良ネコたちだ。 イスタンブールにはとにかく野良猫が多い。 感覚としては、東京で生活をしているとよく街中で鳩を見かけるが、 それと同じような感覚で街中で猫を見かける。 イスタンブールの猫は近づいても全く逃げないし、向こうから「ミャー」と可愛い声で鳴きながら近づ

      • 歳をとるということは

        心がガサツになることなのかもしれない。 20代前半の時は「生きるとは」みたいなことを ふとした時に考えることが多かった 自分の今の仕事、 生き方は本当に合っているのか。 正しい方向に歩いているのか。 正解のない問いに心を消費していた。 自分は他人とは違う人生を歩むと 無力で何も結果を残していないのに高潔ぶっていた。 でも、今ならわかる。 普通の人生を送ることの難しさと偉大さを。 昔の私なら「普通って何ですか」と 突っかかっていただろう。 いつの間にか昔みたいに

        • フィルムカメラを始める

          いつからだろう 好きなことが煩わしくなったのは 自分がもっとも大切にしてるものと関わるのが億劫になった。 私にとって写真を撮ることは、世界に触れることだ。 ファイダー越しに世界を見ると、普段は面白味のない世界に色が付き、私は少し自由になれた。 気づいたら夢中になってどんどん手が動いていたあの頃に戻りたい。 私は持っていた一眼レフを売りに出した。 生活の足しにするために、 写真から距離を置くために かさ蓋になったはずの傷が突然開き、悲しい過去の記憶の蓋が開く。

        ペルーの町中華で食べたチャーハンが忘れられない

          オードリーのオールナイトニッポンは青春

          何を隠そう、私はゴリゴリのリトルトゥースだ。 「え、リトルトゥースってなんですか?」と 聞き返されると、いちいち説明をしなければいけないので、堂々と公言はできていない。 ここでの説明も割愛する。 「ラジオが好きでよく聞きますよ〜」とゴニョゴニョ誤魔化す。 それでも最近はリトルトゥースという 単語が通じることが増えた。 今ではオードリーオールナイトニッポンというと、超人気番組、ニッポン放送の看板という イメージが広まったような気がする。 私が聞き始めた8年前は、そも

          オードリーのオールナイトニッポンは青春

          初心表明

          私が初めてnoteに出会ったのは2年前の2022年 前々から文章を書きたいと思っていたこともあり、誰でも書いた文章をブログ感覚で投稿できると聞いて興味を持った。 さあ文章を書くぞ、と思い意気揚々とスマホからアプリを開いたが書きたい文章が思い浮かばない。 自分の文章を書きたいという気持ちはその程度のものだったと気付き、大きく失望した。 それから2年経った。 まだ文章は一行も書かれていない。 時間だけが前に進んだ。 何を書けばいいかわからず、noteは人の記事を読むだけの読