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オードリーのオールナイトニッポンは青春

何を隠そう、私はゴリゴリのリトルトゥースだ。

「え、リトルトゥースってなんですか?」と
聞き返されると、いちいち説明をしなければいけないので、堂々と公言はできていない。

ここでの説明も割愛する。

「ラジオが好きでよく聞きますよ〜」とゴニョゴニョ誤魔化す。

それでも最近はリトルトゥースという
単語が通じることが増えた。

今ではオードリーオールナイトニッポンというと、超人気番組、ニッポン放送の看板という
イメージが広まったような気がする。

私が聞き始めた8年前は、そもそもラジオを聞く若い人が少なく、当時は自分が大学生だったこともあり、自分の周りにはラジオを聞くなんて人はほとんどいなかった。

だから、リトルトゥースですと言っても誰にも通じ無かった。

でも、逆にそれがたまらなかった。
友達も知らないこの時間の過ごし方はとても貴重だった。
こんなに面白いものをみんな知らないなんて可哀想くらいまで思っていた。

深夜1時にラジオから流れてくる二人の心地よいやり取りを、自分だけが独り占めしているような気持ちで聞いていた。

時が経ち、当時20だった私はあっという間に
28歳になってライフステージも変わった。

若林さんも春日さんも40代になり、
結婚して親になっていた。

自分も世の中も、色々なことが変わったけど、今でも二人のラジオを聴き続けている。

それは自分の生活とDNAの一部に組み込まれている。楽しい時も辛い時も、悲しい時も聞き続けた。

社会に出て生活習慣も変わり、残念ながら若い時のようにリアタイで聞くことはできなくなった。

それでも2人の会話は生活に寄り添い続けてくれている。

15周年おめでとう。
そしてこれからも生活は続く。

新宿紀伊國屋にて特設コーナーを発見

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