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『がん患者支援』を掲げ、党政策コンテストでグランプリを受賞しました🏅

皆さん、こんにちは!

看護師・助産師、一児の母

江東区議会議員の酒井なつみです。


この度、立憲民主党の「東京都連政策コンテスト2022」にてグランプリを受賞しました!



このコンテストは、東京都で働く自治体議員の日常活動や議会活動(議会質問、提案)などを集約し、優秀な活動を表彰することが目的です。

同時に自治体議員が互いに情報を共有することで、日頃の活動を拡充することやボトムアップ政治を実践していくことが目的となっています。

賞状をいただくところ


表彰式にて長妻昭衆議院議員(都連会長)と


表彰式では、東京都内を選挙区とする国会議員および多くの自治体議員、ならびにパートナーズさんから大きな拍手をいただき、本当に嬉しかったです。



どんな政策でグランプリを受賞したのか?
私の政策に取り組む「想い」とともに、お伝えさせていただきます。


都連政策コンテスト グランプリ受賞にあたり

28歳の時にがんと診断され、私の人生は変わりました。
宣告の際には「まさか自分が…」と目の前が真っ暗になったことを覚えています。

抗がん剤治療によって、全身の毛が抜け、ウィッグを被りながら看護師・助産師として仕事をしました。
がんの経過観察をしながら、抗がん剤の影響で卵巣機能が低下したことで、不妊治療が必要になり、1年間の治療を受けました。
がん治療、不妊治療ともに経済的に負担がとても大きかったです。
また、仕事と治療の両立にも大変な苦労を感じました。

がんサバイバーとして、不妊治療経験者として、苦しむ方を減らすために政治家を志し、今に至ります。

がんの政策を学んでいるうちに、一部の自治体では【若年がん患者の経済的負担を減らす支援】を行っていることを知りました。

私の周りにも30代前半で、妻子を残し、がんにより亡くなった知人男性がいます。

20歳から39歳までの若年がん患者は、制度の間にあり、終末期に在宅療養を受ける場合に介護保険のサービスが使えません。

『AYA世代のがん患者支援』現状と課題


介護保険と同様にサービスを利用できるようにしているのが、「若年がん患者在宅療養費助成制度」です。

AYA世代のがん患者への助成制度について

昨年、自治体議員ネットワークの企画で、本制度について共有させていただく場があり、都内でも江戸川、国立、昭島などで支援を求める議会活動を行っていただきました。

その結果、江戸川区では、今年度から本制度が導入されることになりました。

また合わせて共有した「ウィッグや胸部補正下着の購入費助成制度」の導入にも繋がっています。(江東区でも導入!)

皆さんの自治体でも、20歳から39歳までで、がんにより亡くなる方は必ずいらっしゃいます。

若年がん患者の現状を知っていただくことや、支援制度導入が少しずつ広まっていくことを、心から期待しております。


審査委員からのコメント

ここで、審査を務めていただいた委員(外部専門家)からのコメントをご紹介致します。

地方自治体で、議会で、政策づくりをしていくことがとても重要で、特に立憲民主党の議員が増えて実現することが増えていくことは、ものすごく大事なことだと思います。
こういった試みに最初から関わらせて頂いて大変光栄に思います。ありがとうございます。

早稲田大学・小原隆治教授

議員の方が「こういったことを考えておられるのだな」ということを今回勉強させて頂きました。
生活者の視点から足りていないところを政策として提言されていくようになれば、地方自治がもっと良くなると思った次第です。

大東文化大学・藤井誠一郎准教授

今回の企画がとても素晴らしいと思いましたのは、弱者目線や少数者目線での政策が多くて、ボトムアップ型の政策づくりを目指している議員が多いということに非常に感銘を受けました。
そのような方向性で政策立案する政党なんだよということも、今度は広報・広聴活動で使っていけると思いますので、もっと幅広い方に見て頂く形でこの企画が発展していくことを願っております。

長野県立大学・野口 暢子講師


おわりに

党関係者、選考にあたった審査員の皆さま、そして日頃から活動を応援してくださるすべての皆さまへ、感謝申し上げます。

政治とは無縁で、サポートの少なさにがっかりしていた28歳当時の私に、政治で変えられることもあることおよび、共に活動してくれる素晴らしい議員さんが各地にいることを伝えたいです。

初心と感謝の気持ちを忘れず、精進して参ります。

今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます。


参考☆ともに活動してくださる自治体議員の皆さまへ

ぜひこちらを参考に議会で質問&要望してみてください!

質問&回答公開しています。


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