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結果ばかりを求めていないか?

私たちはどうしても結果ばかりに目を向けがちです。
ですが、結果(成果)ばかりを求めてはいけません。
そんなことをしていたら大切なものを失ってしまいます。

かと言って、成果を生みだす資産・能力ばかりに重点を置いてもいけません。
大事なのは、“成果”と“それを生み出す資産・能力”、この二つのバランスです。

例えば、会社や組織。
成果(売上)ばかり求めて社員を酷使していると、そのうち社員は疲弊し、会社を辞めたり、寝込むかもしれません。
すると、成果を生み出してくれる資産・能力がなくなってしまいます。
社員を駒としか考えていないんですね。
いわゆるブラック企業です。

逆に、過保護にし過ぎる。
将来的な成果のために社員(資産・能力)を教育しまくる。
すると頭でっかちになったり、甘えがでたり、自制心・自立心がなくなり、結果的に成果を生み出さなくなってしまう。

結局のところバランスが大事なんです。

これは、どんなことにでも当てはまる普遍的なものです。
つまり世の中の原則です。
親子関係にも言えるし、会社などの組織、夫婦関係、友人関係などすべてにおいて言えます。
人間関係だけでなく、モノに対しても言えます。

例えば、パソコン。
成果(結果)ばかりを求めて、メンテナンスを怠ると故障し、成果を生み出す資産がなくなってしまいます。
逆もしかりです。

これは身体・健康にも言えます。
今日の本題はここからです。(お待たせしました)
多く人が、自分自身の身体・健康(成果を生み出す資産・能力)をおざなりにしています。
つまり、目先の仕事やらなければいけないことに追われて、身体のメンテナンスをすることや、健康でいることから目を背けています。
目を背けているというか、そこまで気が回っていません。

すると、精神疾患(うつ病)になってしまったり、ガンが見つかったり、心臓疾患・脳血管障害になったり、様々な疾患になる可能性が高くなります。
それだけでなく、身体のメンテナンスを怠ったばっかりに、腰痛など体を痛めることもあります。

で、何かあってから(症状が出てから)対処するんですね。
薬や手術など、現在医療現場で行われている治療は対症療法です。
何か起こって(見つかって)から、それに対しての治療をしています。
それでは遅いです。

身体は、成果を生み出す大事な資産です。
その資産(資産)がなくなると、成果はそこまでで終わってしまいます。
本当にそれでいいのでしょうか?

これはしっかりと考えないといけないと思います。
成果を求めてばかりだと、健康を害する可能性が高くなります。
可能性が高くなるというか、徐々に進んでいます。

自分自身に優しく接しなければいけません。
人に優しく接するには、まず自分自身に優しく接することです。
自分の体を労われない人は、人の体も労われません。
社員への接し方がなっていない会社は、顧客への接し方もなっていません。

まずは自分の身体を大事にすることです。
結果を出すことはもちろん大事だけど、それを生み出す資産はもっと大事にしなければいけません。
世の中も、自分自身も、結果ばかりに目を向けすぎです。
大事なのは、それを生み出す資産です。

身体があれば、健康であれば、あなたがいれば、どんなに落ち込んだとしてもまた這い上がれます。
だから、まずは自分自身の身体に、健康に目を向けましょう。

色々ややこしい時です。
健康を考え直すいい機会ではないでしょうか?
あなたにしかできないことがあります。
自分の身体、未来の成果を生み出す資産・能力を大事にしましょう!

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