ストリートスナップのタブー

こんにちは。フォトグラファーのSakaeです。

今回はストリートスナップのタブーについて、軽く書いていこうと思います。

単純に、やってはいけない事、やらない方が良い事について。

昨今、高性能なカメラの小型化が進み、携帯性が向上した事によりストリートスナップをやられる方が多くなりました。スマートフォンのカメラ性能も高くなり、専用機ではなく、スマートフォンで楽しまれている方も多いと思います。

事実、私も案件以外の撮影は、ストリートスナップや、ストリートフォトが大半です。(両者の違いはまた別の記事にします)

魅力的で楽しいストリートスナップですが、法律的にアウトな事をしている方が大半です。それはつまり、フォトグラファー全体の立場を悪くする事に繋がります。ただでさえ、某カメラ会社のせいで悪くなってしまったのに・・・・・・

よって、一定のルールを守る事が必要になります。

全てを書ききれないので、代表的なモノを三つほど軽く解説します。

前提として・・・・・・

公共の場や街中でカメラで撮影している人は、基本的にその他の人からしたら鬱陶しい存在です。つまり、私も鬱陶しい存在と自覚した上で書いてます。


その1、他人の顔を写す。

はい、当たり前の事ですが、肖像権の侵害に当たります。

ただ、線引きが非常に曖昧ではありますが、知らんヤツにいきなり顔を撮られてSNSに公開されて良い気持ちがする人はいないと思います。気にしない人もいますが、全員ではありません。やめておいた方が無難です。許可もらえたらそりゃ良いですが、スナップは基本的に無許可ですので・・・・・・

どうしても写ってしまった場合は、編集で暗くしたりボカしたりして、見え辛くする配慮をしましょう。

こんな感じで。

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しっかりマスクしている場合は、軽めの編集をしています。

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その2、道を塞いだり、場所を占拠する。

たまに見かけます。前提として鬱陶しい私たちが、さらに邪魔な存在になります。スナップよりも、ストリートフォトをやっている人に多いような気がします。商用写真の撮影とか言って、無許可だったりする悪質な人もいますし、そもそも往来の邪魔をしてはいけません。街は家じゃないので、社会的なルールは守りましょう。そこに、年齢は関係ありません。


その3、他人の生活圏を撮る。

プライバシー侵害にあたる可能性があります。具体的には、他人の家の庭や、敷地内にある、生活を感じる物(洗濯物とか)などはやめましょう。snsとかでエモいとか言って、よく分からんポエム付きの投稿がさせれているのを見かけます。どうしても撮りたい場合、許可貰いましょう。私なら絶対嫌ですけどね。


以上、三つほど書きましたが、どれもこれも当たり前なことです。同じような記事はそこら辺にあるので、全て簡単に書きましたが、訴えられたら簡単に済まない事ばかりですので、ルールを守って、他人に迷惑にならない範囲で、スナップを楽しんでもらいたいですね。本当、みんなセンスあって良い写真を撮っているんだから、撮れなくなってしまっては勿体ないですし、私も勉強できないですからね。


しっかしまあ、私の文才の無さったらよ・・・・・・

画像3

それでは、また次回。

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