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人手不足を怖がらない

なんぼ人手不足になろうが、営業できないからと、自分が給料を払いたくないな~と思ったスタッフに、シフトに入ってくださいとお願いして働いてもらうくらいなら、いつでも閉店するわ、という考えが僕にはある

給料払いたくないな~と思ったスタッフに給料を払うくらいなら、そのスタッフには辞めてもらって、浮いたお金を、今も頑張ってくれているスタッフに還元したい

このスタンスの結果、人手不足に陥って閉店していくことになったとしても

自分の器を超えて出店をした結果

そりゃ自業自得よねと原因自分論で考えることを肝に銘じている

この考えは飲食でも福祉でも一緒やで


満太郎の1号店を作ったとき、酒場の親父として現場に立ち続けて一生を終えようという気持ちやった

ありがたいことに、こんな小さい会社に入社して力を貸してくれるスタッフに恵まれてきた

スタッフが増えるにあたって、彼ら、彼女らが、より力を発揮できる場所をつくるために出店してきたし、より良い環境をつくることに投資してきた

来年に控えている出店もそう

人がありきで出店

これが僕のスタンス

スタッフに感謝と愛情を注ぎ続けるし、絶対にスタッフや家族の生活を守らないとあかんねん


スタッフも、会社が見ている方向や、店に魅力を感じたから入社したはず

けど、いつの間にか、雇われる側が権利を主張して強くなり、雇う側はスタッフに対して恐々と気を使ってばかりの場面を目の当たりにすることがある

そんな事例を元に、最近、ある飲食店経営者から相談された

「スタッフが気に食わないけれど、我慢して給料支払っています。今は、雇われているほうが強いですもんね。けど、自分が我慢しないと営業できないから、、。辻さんは、どう考えていますか?」

そこで僕は、今回の記事のようなことを答えた


さあ、10年後

うちの会社はどうなっているやろか?

今のスタンスを貫いた結果、ことごとく閉店していって

個人事業主として、自分が酒場の親父として日々を過ごす可能性も0ではない

いずれにしても、自分の信念通りに生きれば、それでいい

他人からどう思われるか?はどうでもええねん

自分で鏡見たときに自分を褒めてやれること

嫁さんや息子に対して「カッコええやろ?」と胸を張れる人生を歩むこと

これさえできれば、なんでもええねん


まあ、、、

願わくば

「関わってよかったと思われる存在に」の理念を突き詰めていって

今よりも、多くの仲間に囲まれながら

今では想像もつかない景色を見れていたら

楽しいやろうなぁ

自店舗でスタッフと乾杯するなんて

自分が休みなく毎日現場にいてる頃には

考えることもできなかった景色やもん

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