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どんなに好きなことでも

趣味に求める向上心はひとそれぞれ。

わたしは、好きなことを見つけると、始めの方はどんどんストイックになってしまう傾向がある。

このnoteも元々は軽い文章を書く≪ならし≫くらいのつもりで1000字ちょっとの記事を書いていたんだけど、今や6000字を越えるものまである。原稿用紙15枚分のどっさりした想いをひょいひょい(というほど簡単にはこなしてないんだけど…)書いてしまえるようになったことに、自分でも少し驚いている。

でも、わたしは知っている。
ここからが難しいということを。

中級と上級の間にある、深い深い溝を。

こうなってくると、やってもやっても向上している感覚はなくなる。やり始めた頃ほどの負担はないけど、何かが不足しているという事実だけは手にとるようにわかる。だけど、認知できているだけで、抜け出せるほどの実力はまだ無い。

どんなに好きなことでも、あれ…どうしてわたしは自ら進んで辛い思いしてるのかな…?というタイミングがやってくる。

この深い深い溝に潜って登ってくるまでの時間は人それぞれだけど、ここで辞めちゃう人って多いんじゃなかろうか。というか、多くあって欲しい。私がそういう人として28年生きていたから。

今の私は29歳で、わりと色んなカテゴリで、私はこの「中級と上級の間」の溝のどん底にいるような気がする。英語も、トレーニングも、このnoteだってそう。

色んなカテゴリでこのレベルにいることを褒めるべきか貶すべきかは自分でも分からないんだけど、少なくとも英語と、トレーニングと、noteの3項目についてはこの溝を抜け出すまで辞めたくないって思って何とか続けているのが2020年の自分だと思う。ここ10年間でいちばん、緊急では無いが重要なことを軽視せず生活しているような気がする。そしてそれが実は結構楽しいことを知った。

去年の自分は、趣味なんだから楽しければどんなレベルであったって良いんじゃない?と結構楽観的に捉えてたんだけど、今年はステイホームで深掘りする時間がたくさんある環境に身を置けたこともあって、ガラッと考え方が変わってしまった。趣味の追求、楽しいのなんの!

とはいえどこまでも平凡な私は意地だけでは意志を保てない人間的な弱さも併せ持っているので、外圧をかけてどうにかこうにか匍匐前進してるんだけど…

それから本当は今、他にもやりたい事がいくつかある。パッと思いつく限りで、カメラ、韓国語、料理、ちぎり絵、ジャズピアノなどなど。

でもまずは今手をつけていることで上級になってみたい。

人生のなかで真剣に向き合いたい事がこんなにたくさん出てくるのだと、10年前には夢にも思わなかったなあ。


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