【日本語教師】日本語上級レベルの学習者に私が教えていること
こんにちは。日本語教師のさじここです。
あっという間に7月になって、今年も折り返し地点が過ぎました〜
大学の授業も残すところ期末テストのみで、大きなトラブルもなく終えられそうでほっとしています。
さて、今年から私は初級クラスと上級後半レベルの授業を担当しているのですが、上級レベルの授業についての情報って少ない?と思い、私が授業でやっていることをブログにまとめてみました↓
学習者のレベルだと、一番ボリュームが多いのが「初級」、その次「初中級」「中級」と続いていると思います。
なので、上級レベルのクラス自体は日本語学校も大学も初級ほど開講されていない気がします。
そして、上級を担当せずに日本語教師10年、20年月日を経ていらっしゃる方もいらっしゃるかと……
私自身大学で担当するまで上級クラスを受け持つことはありませんでした。
日本語学校に勤めていたときは、基本、「初級よろしく」でしたし、自分が上のレベルを希望しても他の先生との兼ね合いでなかなか違うレベルを教えることが難しかったです😅
だから、大学で担当できてとても勉強になります。
担当するにあたり私の師匠(私が勝手に呼んでいる日本語教師の大大大先輩)から直伝された「上級レベルの学生に伝えるべき日本語のポイント」がかなり役に立っているので、上級レベルの学生のニーズとともにブログでシェアしてみました。
上級レベルの授業の情報って少ないと思ったので、お役に立つかもしれません。
気になる方はぜひブログをお読みいただけるとうれしいです😄
話が変わるのですが、私は新人の頃から続けていることが「自分の授業振り返り」と「授業アンケート」です。
授業振り返りについてはこちらの記事で書いたので、よろしければ↓
授業アンケートは、日本語学校側がやらなかったときは自分で作成して、最後の授業で学生に配布して回収しました。
大学では全学部全科目でアンケートがあるのですが、それだと自分がしりたいことがわからないので、Googleフォームで作成して学生に回答してもらっています。
教師は学生を評価する立場であると同時に学生からも評価を受けたほうがいいと私は思っています。
学生視点で色々改善したほうがいい点を書いてくれたりするので、次の期の自分の授業に活かすことができますよ♪
新人の頃は専任の授業見学などありましたが、年を重ねるとだんだんそれもなくなるので、「初心忘るべからず」と胸に刻むために、私は自分の恒例行事にしています(笑)
とはいえ、毎回学生からの授業の感想の回答をみるのはすごーく緊張します😅
日本語学校に勤めていたとき、欧米系の学生さんからA4用紙1枚分の授業のダメ出しをされたことがあります。
そして、それが全て英語だった〜〜〜(笑)
その学生さんのダメ出しをざっくり要約するとですね……
「自分は大人の人だから、私の授業が子どもっぽくて、ついていけない。やり方を改善してほしかった。教師としてのポテンシャルはある気がするが、若い今しか通用しない授業だと思う」
と……
撃沈しました……😭
そしてこのダメ出しレポートを自分で要約して教務に自分の考えとともに提出せねばならないという苦行もありました……(汗)
今となってはそれは一つの糧ですが、まだ経験の浅かった私はかなりショックで立ち直るまでに時間がかかりました。
でも、今ならその学生さんはとても親切で私のことを考えてくれて書いたのだと思えます。
A4一枚のダメ出しを書く余力があったら、普通はYouTube見るなり、飲みにいったりするわけで……
ブログで偉そうなことを書いている私ですが、自分の授業が完璧とは全く思っていません。
授業アンケートをすると、ポジティブな意見もたくさんもらいますが、その中にはネガティブなコメントもあります。
大事なのは「自分の授業を客観的にみて、次にどう活かすか」だと思いますので、ときどき凹んだりもしながら、試行錯誤をしています😅
自分の授業に自信がない方、まだまだ日本語教師として成長したい方はぜひ、アンケートから学生の声を拾ってみてはいかがでしょう?
今は翻訳ツールが充実しているので、簡単に多言語化できますから、おすすめです(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました!
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