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有名作品に関する噂

村上春樹さんのデビュー作を初めて読んだのは、かれこれ四十年ほど前になりますか。

とても印象深いのです。

今回の【物語講座】は独創性についてまとめます。模倣パクリでいいじゃん的な話です。

作品のネタバレあります。
お気をつけ下さい💦

 ♡ ♡ ♡

感想ですか?

うーん。言いにくいなぁ。
ファンに叱られそう😅

でもまぁ、これ書かないと今回の話に繋がりませんから思い切って!

パクリじゃん😱

はい。第一感これです。

 ♡ ♡ ♡

正直なところ打ちのめされました。マジか。信じらんねぇ。マネしていいの?

それで気づきました!

これまでない完全オリジナル作品を創ろうとするならば、これまで書かれた作品のすべて否定することになるかも──

当時の私は、文学に限らずオリジナリティがないと価値を認めない心境だったのです。

縛られて不自由でした😫

 ♡ ♡ ♡

【風の歌を聴け】どこがパクリ?

短い章立て。1行で終わる時も。Tシャツのイラストまで……いいのか。これってあの作品ソックリだよね。極めつけは──

デレク・ハートフィールド

マジか。キルゴア・トラウトじゃん!

 ♡ ♡ ♡

カート・ヴォネガットです。
短い章立てにイラストも入る。

小説内でキルゴア・トラウトという架空のSF作家が出てきます。架空の作家の架空の作品についても語られるのです。

これはもうパクリ以外の何ものでもないぞ。謎を暴いた得意げな気分でした♬

 ♡ ♡ ♡

あはは~いえいえ。ここでパクリかどうかを検証する意図などございません。

初めて読んですぐわかった当時の私が優れていると言いたいわけでもないのです。

創作するなら誰だって始めは模倣マネから入ってよいとお勧めする考えもありません。

完全オリジナルに囚われていた既成概念から解放された気分をお伝えしたいのです。

 ♡ ♡ ♡

今こうして人生を振り返ってみますと、なかなかに感慨深いものがございます。

私は芸能人やらスター選手やらをマネするのが得意だったように思い出すのです。

ウケると嬉しくて🥰

ついマネしていました。

けれどもある時から、完全オリジナルでなければ価値がない、そう思い込んだようです。

誰かに言われたかもしれません。

 ♡ ♡ ♡

ではまとめます。

物語を書く上で模倣か創造かの結論はないのです。それは全てやり方に過ぎません。

あり方が大切!

ご自身が囚われている思い込みに気づいて、解放されることなのです。

現代は著作権の問題などもあり、頭を使って考え出すと不安になってしまいます。

きっと大丈夫。心地よく楽しめる。私はそのようなあり方を設定しているのです。

ではまた💚



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