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「音声コンテンツで自分(会社)をDXしたね」と言われた話

こんにちは!音声コンテンツ発信クリエイター・ラジクリ!の堀内崇です。

「DX企画書のネタ帳」はサートプロ社をDXしていた!

近森満さんが「DX企画書のネタ帳」の本編収録後に番外編を配信。
その音声内で、近森さんはこのようにおっしゃっています。

技術教育分野に耳から学ぶ音声コンテンツ、デジタルを活用した新しいサービスを模索をしています。学べるコンテンツ「即戦力」を自分で配信している。

自分DXと語られていた点、これは僕にとっても意外でしたが、同時にすごくうれしいことでもありました。

近森さんが番組内で語られていたように、音声配信の企画を提案したのは僕・堀内です。僕はただ「音声配信してみませんか〜?」という意図で提案したのではなく、

1)音声配信を使った集客モデルをつくっていく
2)音声でのブランディング
3)音声配信を使った発展プログラムを生み出す
へ向けてかつ、
・しゃべりの得意な近森さんにはぴったりだった

という点から提案していました。

1)音声配信を使った集客モデルをつくっていく

音声プラットフォーム内でのアピールに加え、自社ホームページでの埋め込みコードでの配信でも可能になります。したがって更新頻度が増えるたびに集客に有利に働きます。

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himalayaニュースカテゴリより

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インラインフレームを使った音声リストの更新
株式会社サートプロ公式サイトより

当初はこれだけを予定していました。
ですが、この配信を進めていくことでポッドキャストなどにマルチ展開されることがわかりました。
↓この記事で書きましたよ!

音声配信をしていくことで、SEOにも有利に働くことがわかりました。
となれば集客効果にも良い影響が現れるわけですよね。

2)音声でのブランディング

このことについては、otonal(オトナル)さんがすでにブログで展開されていました。

引用させていただくと

”ながら視聴”という聞き方はブランドへのエンゲージメントを高めるそうです。更に、ポッドキャスト内でブランドについて触れられた際は、他のコンテンツに比べてエンゲージメントが16%高くなり、メモリエンコーディングが12%高くなることがわかりました。加えて、ユーザーがアクティブであるとエンゲージメントや長期記憶が更に上がることもわかりました。

すごく納得しました。

「ながら聴き」をする人は、仕事や家事でとにかく忙しい人です。
忙しい合間を塗ってでも聴きたいと思えるコンテンツであれば、聴きたい・触れたいという欲求があるんです。それこそ、ウォークマンで聴いていた音楽もそういった意味では同じ欲求があるゆえの行動だったのでしょう。
そこまでして触れたい人は発信者に対して大きな信頼を獲得されているとも言えます。

加えて「フォロワー」が可視化されるため、「DXのことなら近森さん」という認知向上に大きな効果を発揮するわけです。

3)音声配信を使った発展プログラムを生み出す

今回、これが近森さんにとって「自分DX」と語られていた所以です。
ただ音声発信をするだけではいわゆる「コストセンター」にしかなりません。
コストセンターでは、景気が悪くなれば早晩「じゃあ、やめましょう」ということになりかねません。

しかし、近森さんは音声配信をつかってBtoBフィールドで、新しいビジネスモデルの展開を模索されています。そのためにもBtoC・CtoCメイン(なのかな?)の音声コミュニティー「seeds」にも加入されて、さまざまな学びを得られています。

要は「投資」・プロフィットセンター化されようとしているのです。

プロフィットセンター化していくために『DX企画書のネタ帳』の配信を通じて、近森さん・堀内が共同で実験しています。

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4ヶ月間の結果はこちら↑

BtoB,BtoC問わず、ビジネス化させていくには

・認知→教育→案内(購入・決済)
・顧客の問題解決・利益最大化

させていくことが必須なので、音声配信をもとにビジネスモデルを組むことも可能なのです。

それはすべて「顧客・見込み客」を見ていたから

コロナ禍を踏まえて旧来のビジネスモデルから変革が求められるときに、音声配信を戦略および戦術としてとらえたことは近森さんにとっても非常に大きかった模様です。

ただし、一貫して変わらないのは「常に顧客視点」があったことです。

周辺にもちょいちょい、こういう人がいるのですが…

「TikTokが流行っているからTikTokを始めたんだけどさー」
「いちばん『いいね』とれるからやっぱりインスタでしょ?」
「それよりもYouTubeのほうがブランディングにはぴったりでさー」

という声が聞かれます。
もちろん、

「今から音声配信が来るから音声やっちゃえばいいじゃん」

という声も聞かれます。
安直な印象が強いこういった考えについては、僕は慎重な立場をとっています。

なぜなら、
顧客・見込み客が見えていないで戦術ばかりに頼ろうとしているから

僕から見たら、ひとりの好きな人がいるのにその好きな人の趣味や行動傾向を無視して、いろいろモテるテクニックばかりに勤しんでいる人と同じように見えるのです。

たしかに友達やビジネスに関係のないフォロワーから「いいね」はもらえるかもしれません。それは音声も同じです。

ですが、肝心の顧客・見込み客のハートはつかめません。発信していても実のあるリターンを得られず空回りに終わってしまい、結局長続きしません。

これでは音声だろうが、TikTokだろうが、DXさせるどころか壮大な時間の無駄に終わります。

音声もSNSも戦術のひとつ。戦術は目的ではありません。
顧客・見込み客を見つめ、自分を見つめた上で、適切な戦術をとっていくことで、成果を出していく。それが結果的に「自分DXになる」といったことにつながるかと、僕は思います。

おわりに

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